iznewsハイライト June 2004

Date: Sun, 06 Jun 2004 16:05:01 +0900
From: Izumi Aizu
Subject: [iznews 00604] 西海岸へ

4月に続いて、サンフランシスコ、ベイエリアに向かいます。

今回は、北カリフォルニアの Japan Society の招待で、
スタンフォード、バークレー他で開かれる、「New Japan」
というセミナーのパネルでの参加です。
日本だけでなく、東アジア全体での議論をという趣旨です。

シアトルにも一日寄って、12日には日本に戻ります。

会津 泉
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Date: Sat, 12 Jun 2004 19:06:44 +0900
From: Izumi Aizu
Subject: [iznews 00609] データのオンラインバックアップ・サービス

さきほど、米国西海岸の出張から無事戻りました。

New Japan と名づけたセミナーシリーズ、それなりに好評でした。

という話とは別に、皆さんは、自分のパソコンのデータのバックアップを
どうされていますか。

とくに出張が多い私には、ラップトップで作ったファイルを自宅のPCに
戻したりとか、出先であのデータがほしいということもよくあって、オンラ
インでのバックアップ、共有サービスで良いのがないかと探してたのです。

で、最近、「iTrustee」という有料サービスを使ってみているのですが、
これがなかなか便利なので、ご紹介したいと思います。他にも同様の
サービスがあるかと思いますが、料金と使いやすさで、割と満足して
います。出張中にマシンが壊れても、ウェブで自分のファイルにアク
セスできるので、まあ、すこし安心なのです。

詳しくは以下のURLを見ていただければと思います。

www.itrustee.ne.jp

スタンダード、プロの2種類のコースがあって、

肝腎の料金は、前者だと、100MB で毎月250円から、1GBで500円、
プロだと、550円から800円、プロには「サブユーザー」機能というのが
あって、フォルダーを指定して、他のユーザーにもIDがつくれる、という
ものです。

とくに、シンクロソフトが用意されていて、これを使うと、自動でのバック
アップが、簡単にできます。

ということで、珍しく、ご紹介でした。

会津 泉
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Date: Tue, 22 Jun 2004 09:25:02 +0900
From: Izumi Aizu
Subject: [iznews 00611] ANR のホームページなど

ずっと手を入れないでいた、ANRのホームページ、ようやくすこし
更新しました。

最近の原稿や、iznewsの私の投稿のアーカイブなどです。

よろしければご覧ください。

BLOGもなんとかしたいと思っているのですが、、、

で、明日からチュニジアで開かれる、WSISの準備会合に参加してきます。
29日に戻る予定です。

インターネット・ガバナンスの議論などにお付き合いしてきます。

会津 泉
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Date: Wed, 23 Jun 2004 10:29:08 +0900
From: Izumi Aizu
Subject: [iznews 00612] チュニジアへ

お知らせしたように、今日からWSIS準備会合で、パリ経由で
チュニジアに行きます。昨年、ICANNの会合で一度チュニジアに
は行ってるので、二回目です。

「アフリカ」というと遠いように感じられますが、実際にはパリから
1時間半ほどのフライトで、そうは遠くありません。ヨーロッパの
中と変わりませんね。実際運賃体系も、「ヨーロッパ内」の扱い
なので、あんまりは高くないのです。これが、サハラ砂漠を越え
ると、途端に高くなります。

とはいうものの、接続がよくなくて、パリの空港で4時間あまり待つ
ので、チュニスの空港に着くのが夜の11時前、それから会議の
開かれるハマメットというところまでは、たぶんバスで1時間半、
12時過ぎの到着です。ちょっと風邪気味なので用心していかない
と、、、

今回は、WSIS全体の準備会合ですが、そのなかでも、主として
インターネット・ガバナンスに絞って参加する予定です。

 ネットはだれが、どこまで管理すべきなのか、、、国より民間、
企業に加えて、市民・利用者も含めた民間で、というのが基本
的な主張です。

というこで、行ってきます。

会津 泉
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Date: Sat, 26 Jun 2004 05:59:58 +0900
From: Izumi Aizu
Subject: [iznews 00613] 混乱のチュニジアWSIS

WSISの準備会合は、2日目に入り、混乱の一日を迎えました、、、
(明日で終わりなのですが)。

 基本的には、チュニジア政府の<人権抑圧>と、それに抗議する
チュニジア国内のNGOとの対立が、WSISの準備プロセスそのものに
持ち込まれたのです。

 その対立が、WSISに参加するグローバルな市民社会Civil Society
グループの中に持ち込まれ、サミットそのものの成否を左右する、きわ
めて微妙、かつ政治的な問題になろうとしています。

たったいま、ここで、Civil Societyの中心メンバーによって議論が
続いています。夜9時をすぎ、ビールを飲みながら、、40人ぐらいの
主としてヨーロッパのCivilSocietyのメンバーが集まってます。
 アジアからは、日本が2人、フィリピンが1人、だけです。

 発端は、今朝、Civil Society から全体会へのスピーチ(一日
15分、一グループ3分×5人がCivil Society に許された時間枠です)
で、チュニジアの人権連盟の人が発言しようとした瞬間、マイクが切られた
ところから始まりました。チュニジア政府がもっとも嫌っている人物が
選ばれ、それを止めようとしたようです。

 チュニジアから30団体が Civil Society として登録・参加している
のですが、一説によるとそのうち27は政府系のNGOだといいます。
 で、Civil Society の会合は、午後から夜8時まで続いたのですが、
バスで動員されたこれらの政府系グループが、すべての議事に反対
を続け、結果的に、何も議論も決定もできないままになったのです。

 前に進めようとすると、大声で地元の人たちが発言を始め、それ
をサポートする数十名の人々が拍手でこれを支持し、これに反対
する発言には、野次が飛び、まともな議論はぜんぜんできないの
です。

 たとえば「インターネット・ガバナンス」について、草稿を用意して
発表しようとしても、「ノン、ノン」と声がかかって、拍手が出て、それ
以上なにもできない、という状態なのです。

 うわさによれば、EU政府は、こうした状況が改善されなければ、
WSISのチュニジア開催を否定して、ジュネーブに移すという提案
をする、と決めたそうです。

 こうした状況に対して、Civil Society はどうすべきか、、、をいま議論して
います。

 明日の朝、またチュニスから動員をかけられた人々が来て、「妨害活動」
をする可能性は高いのです。それを理由として、Civil Society としてのまと
まった発言ができない可能性も、おおいにあります。

 もちろん、簡単な解決はないのですが、、混乱はかなりひどいところにい
きそうです。。これが政治的現実といえばそれまでですが、、、

 チュニジア政府が、もっとマトモな対応をするものと多くの人が期待してい
たようですが、、楽観的に過ぎたのかもしれません。

(私も、まさかこういう事態になるなんて、ぜんぜん予想してなかったのですし)。

これが現実なのだといえばそれまでですが、、しかし、難しい問題です。


会津 泉
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Date: Sat, 26 Jun 2004 20:30:05 +0900
From: Izumi Aizu
Subject: [iznews 00614] WSIS 報告(続)

昨日は混沌とした一日が夜中まで続いたのですが、今朝は
だいぶ落ち着いてきました。

昨日は叫んだり、議長の制止を無視した発言してばかりいた地元の”NGO”が、
おそらく、チュニジア政府からの指示があったと思われるのですが、今日は
少なくとも発言はかなり冷静というか、順番を守って、、Civil Society の朝の
全体会の議論は、時間ぎりぎりまで、議論が続きました。

結局、全体の議長(ラトビア政府の人)が、昨日、発言をカットされたチュニジア
の人権団体の女性の発言と、それと対抗する地元の別のNGOの代表の
二人の発言を認める形で、一応決着しました。

それで、私が直接かかわっている、インターネット・ガバナンスについての
市民社会からの発言も、その後にすることができました。

内幕としては、それでも、ぎりぎりまで混乱していて、Civil Society としての
コンセンサスがはっきりあったというのはやや微妙ですが、時間切れで、
その流れができた、ということなのです。

実は私自身、結局最後に、開会直前の壇上にあがって、全体会の議長と
事務局に3人のスピーカーの名前を伝えるところまでお付き合いすることに
なりました。 やれやれですが、まあ、結果よしなので、良かったのですが。

午後は、インターネット・ガバナンスの国連事務総長のワーキンググループ
の今後の進め方について、事務局担当のスイス政府の人との話し合いが
予定されています。その間に、来月クアラルンプールで開かれる、ICANN
会議についての準備をしたり、、

40度になろうとする灼熱の太陽の下、忙しい最終日の動きでした。

会津 泉

 

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