iznewsハイライト March 2003

Date: Sat, 01 Mar 2003 18:52:17 +0900
From: Izumi AIZU
Subject: [iznews 00210] Re: 帰りに  WSISのことなど

台北でのAPRICOT会議も全日程が終わり、週末になりました。

牧さん、去年の上海のAPNG以来ですね。そう、日本の若者も頑張っている
のですね。アジアの若者たちの元気の良さが、きっと良い刺激になっている
のだろうなと思います。

 今回の台北でのAPNG合宿は、ジュネーブのWSIS準備会合と重なってい
たため、残念ながら参加できなかったのです。牧さんたちのJPNICでの活
動のことも、ぜんぜん知りませんでした。 可能ならどんどん外にアピールし
ていかれるといいと思います。

 ケビン・マーチン、それほどよくは知らないのですが、最初はDOTフォース
でアメリカ政府代表だったときに会ったのですが、あっという間にFCCの委員
に昇格。、池田さんが書かれているように、もともと大統領選挙の際に、フロリ
ダで活躍してブッシュの目にかなった人のようなので、党利に沿った動きをす
ることはおおいにありえますね。民主党側の委員と組んだというところが、今ひ
とつよくわからないけど・・・。

 たしかに、DSLの普及にはアンバンドリング、別の言い方をすれば、オープ
ンネットワークを徹底することがとても重要だと思います。ただし、アジアでも、
韓国や台湾、シンガポールなどは、実際にはちっともオープンではなく、既
存の電話会社が圧倒的に強いのですが、それでもDSLが伸びています。

さて、今朝、台北からここバンコクに移動しました。便の都合で今日は移動
日=休養日、かな。明日の早朝、ビエンチャンに向かいます。

なお、ジュネーブのWSIS PrepCom2は、金曜日に全日程を終了したようです。
残ったGLOCOMのアダムからの連絡によると、日本の議長も、二週目は
ずいぶん頑張られたみたいで、だいぶ評価も回復したようです。作業部会
のほうは南ア政府の女性が議長を務め、内容的な議論はそこで詰めたよう
なので、日本の議長も、全体の進行、まとめに尽力されたようです。
 (最初からそうだったら、あえて悪口を書かなくてもよかったのですが、、、)

会合そのものは、政府が主体であることは変わらないのですが、NGO、企業、
市民社会の「オブザーバー」からの意見も<インプット>としては入れるという
ことは、進展もあったようです。私は、その前で帰ったので、実際の状況は
なかなかよくわからないのですが。ライブのネット中継も、音声が聞き取れない
ときもあり、フランス語やロシア語も出てくるし、正確には理解できないのです。

 ICANN会議では、このところプロの速記者が入って、逐一聞き取ったまま
を会場の大スクリーンに投影します。これは、かなり理解の助けになります。
 WSISでも、チャットモードを使って、リアルタイムの速記を流してくれるとい
いですね。<情報社会>サミットなのだから、そういうICTのパワーをプラス
に利用して、世界中から参加できるようにすべきだですね。ジュネーブに集まる
ことができた数百人という一握りの人の議論に閉ざすのではなく。

 バンコクは、30度を超える暑さです。明日からのビエンチャンは、内陸なの
で、きっともっと暑いのではと思います。

会津 泉

At 19:18 03/02/28 +0900, you wrote:
>Some good news about the chair, Ambassador Nogawa.
>
>He's done a good job.
>
>Much of the work passed on to Lyndall Shope-Mafole, but he ran the
>meetings and did very much better than last week.
>
>I know you've written about some of his screw-ups last week on your list.
>I think it would be a good idea to say he has done well this week. Managed
>the conference efficiently and effectively.
>
>Thanks,
>
>Adam (in diplomatic mode :-)
>--

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
Date: Wed, 05 Mar 2003 02:06:38 +0900
From: Izumi AIZU
Subject: [iznews 00216] ビエンチャンからです

荒野さん、前村さんたちが、頑張られているのは、まったくその通りです。
APRICOTでも、そうでした。 でも、まだ不足だと思います。というか、
さらに次の世代へと順に継承・発展できる仕組みが必要だと思います。

さて、話は変わりますが、日曜から、ラオスのビエンチアンに来ています。
Pan Asia Networking という、カナダのIDRCがシンガポール事務所を中心
に、94年からアジア途上国のインターネットの発展のために続けている
プロジェクトの、5年に一度の、大会議です。5年前、97年は、モンゴル
のウランバートルで開かれ、マレーシアに移動したばかりの私も参加し
ました。あれから5年、ICT、インターネットが開発援助の世界でも、ずい
ぶん「出世」したもので、今回の会議にも、具体的なプロジェクトを進めて
いる人が大勢集まり、その経験の交換、次の方向性の模索をしています。
ブータン、モンゴル、アフガニスタン、カンボジア、ベトナム、などから
30カ国、180人で、やはりLDCが多いのです。

ここラオスは、東南アジアでも非常に貧しい国です。首都ビエンチアンも、
ビルはあまりなくて、日本なら小さな田舎の町に近いかな。

町の中心にメコン川があって、。。。夕日がきれいでした。そばの壁のない、
屋根だけの体育館みたいなところで、みんなが集まって、踊りというか、
体操というか、してました。料金をとってたみたい。 娯楽が少ないことが
すぐにわかります。

その後、ラオス料理の店に行って食べてきました。タイ、ベトナムに近い
料理です。 昨日は、JICAとUNDPに働く日本人の人ともすこし話が
できました。 日本の援助のあり方も、本当に考えさせられるものが
あると思いました。とくに沖縄サミットでぶちあげた150億ドルのIT
分野の支援については・・・。

明日は、インターネットを含めたガバナンスの話、司会をします。
途上国に、なぜ重要なのか、簡単ではないのですが、なんとか論議
を深めたいと考えています。その後、アフガニスタンのインターネットの
発展をどう支えるかも、臨時で議論しようと思っています。

昼間は暑いですが、夜はエアコンがなくても十分過ごせます。

では。

会津 泉

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
Date: Tue, 11 Mar 2003 23:21:16 +0900
From: Izumi AIZU
Subject: [iznews 00219] 長い旅の終わりに・・・

2月末、台北のAPRICOTに始まって、ビエンチャンのPAN会議に一週間、
一昨日からシンガポールで2泊して、いま空港のラウンジまでたどり着き
ました。14泊、丸二週間でした。その前のジュネーブもいれると、一月
近く出かけたことになります。

 3月の残りはほとんど日本にいることになりそうです。ICANNブラジル会議
は断念しました。仕事が溜まっているのです。

 シンガポールでは、メディアポリシーのあり方について、アジアヨーロッパ財団
とドイツのベルテルスマン財団の共催のワークショップに出ました。コンテンツ
規制、フィルタリングから、インターネット・ガバナンス、メディアリテラシーまで
盛りだくさんでした。 こういうアジアとその他の地域が一緒になって、じっくり
<考える>場をつくることは大事だなと改めて思いました。とくにアジア、途上国
の声が重要だと思います。
 なかでもインドネシアのコミュニティを基盤にした、インターネットアクセスセン
ター、インターネットカフェなどの運動がとても印象的でした。

  今日は夕方、知人の家に呼ばれてディナーをご馳走になりながら、シンガ
ポールの政府、通信、インターネット、ブロードバンドの実態について、議論を
してきました。表に出ない話もいろいろあるようですね。

では、また書きます。 なんとか元気で戻れそうです。

会津 泉

 

 

iznewsのtopへ戻る

 



logo-s2.gif (株)アジアネットワーク研究所
〒152-0022 東京都目黒区柿の木坂1-28-15
TEL: 03-3725-3801  FAX: 03-3725-4960
E-mail :

Copyright(C) 2000-2004 (株)アジアネットワーク研究所