iznewsハイライト July 2001

Date: Thu, 5 Jul 2001 16:35:05 +0900 (JST)
To: iznews@anr.org
From: Izumi AIZU
Subject: [iznews] 悲しいお知らせが2つ

一昨日、ソウルに来ました。Human.Society@Internet という会議のために。
着いて早々、悲しいお知らせを聞きました。

10年以上前、コアラのメンバーを含めて、日韓のパソコン通信の交流セミナー
を企画して、日本からたしか15名?ほど、ソウルを訪ねて、熱い交流をしました。
そのとき、ホームステイプログラムを、先日、郵政大臣表彰を受けた柳さんが
オーガナイズされて、みんな、自分に比較的近い仕事、立場の人の家に
泊めていただきました。

 私のホストが、当時大学の総長秘書をしていた、パク・スンベックさんだった
のです。で、5月にソウルに来たときに偶然彼の所在がわかって、電話で話し
をし、今回、あらためて会おうと思って、メールして、いま都合を電話で確認
したところ、、、彼が出てきたのですが、、、、

彼の20歳になるお嬢さんが6月に交通事故でなくなられたというのです。
ちょうど明日が記念式ということで。力を落とした声で、本当に沈んでいました。
当然ですね。私はたしかそのお嬢さん(当時8歳くらい)の部屋を明けてもらって、
そこで2泊した記憶があります。顔までは覚えていませんが、元気で可愛い子供、
だったのですね。 そうそう、日曜に一家で南山公園に一緒に出かけたっけ。
彼も「とても言葉にできない」といいますし、私もなんていっていいのか、言葉が
出ませんでした。

日経の坪田さん、北海道新聞の鈴木さんなど、彼のこと覚えていらっしゃることと
思います。しかし、ショックでした。私もおなじ年の子供がいるだけに・・・。
それと、数日前、これはメールでですが、「ネティズン」という言葉をつくった、
ニューヨークのマイケル・ハウベンがなくなったという知らせがきました。
事情不明なのですが、どうも自殺だったのではと思われます。

大分のハイパーネットワーク別府湾会議に基調講演で来てもらったので、
やはりそこで会った方も多いと思います。94年だったかな。当時せいぜい
24か25歳で。

若者が先だっていくというのは、よけいに悲しいですね。

会津 泉

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Date: Fri, 6 Jul 2001 17:38:21 +0900 (JST)
To: iznews@anr.org
From: Izumi AIZU
Subject: [iznews] 小泉メルマガに1億円は適切か?

あるメディアの方から(お会いしたことのない人です)、小泉内閣のメール
マガジンに1億円かかったことについてこのリストで議論になったと聞いて、
取材申し込みがありました。

反対に事実確認をしてもらったところ、以下のようなお答えがきて、追加で質問が来
ました。

「小泉メルマガを扱っている内閣広報室の説明では、大型のサーバー購入に1億円弱
かかったということでした。」と。

私自身は、素朴にハードだけで1億円ですむとは思えなくて、運用管理費用とか
回線費、編集費などあるはずですし(役人がすればかからないか)、疑問はなきにし
もあらず
ですね。

「セキュリティ」といわれてしまうと、たしかにそうオープンにできないだろうな、
とも思いますが。
でも私がただそう答えるより、皆さんの意見を伺ってそれを紹介したほうがいいかなと
思ってここに書きます。ぜひコメントをください。もちろん、批判、支持、なんでも
歓迎です。

先方には、原則<匿名>で返事をしようと思います。(原則というのは、本人のご希望
で、自分 の名前を出すのであれば、コメントをするという場合にはそう伝えます、という意味
です)。

よろしければ、以下の質問に、自由にコメントください。(なお、お答えするときにどの
メディアかはお知らせします。いまは「競争」を考えて私の判断で伏せておきます)。

 1 そもそも1億円もするサーバーが必要なのか
 2 こんごも継続的にメルマガを発行するとなれば、さらなる追加的な費用が必要
   と思われるが、それはどのくらいか。
 3 サーバーの購入先はセキュリティー上の問題から明らかにできないという回答
   だったのですが、本当にセキュリティー上の問題なるものは発生するのでしょうか。
 4 みなさんのお仲間の間では、小泉メルマガのどのような点が問題とされている
   でしょうか。

週明け、火曜日くらいまでということで、よろしくお願いします。

会津 泉

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Date: Sat, 21 Jul 2001 01:08:13 +0900 (JST)
To: iznews@anr.org
From: Izumi AIZU
Subject: [iznews] ワシントンです

NY経由で、昨日ワシントンDCに来ました。
今日と明日、ICANNの会員制度の見直しの研究で、5大陸チーム、NAIS
の最終報告書をまとめるためのディスカッションです。

その間に、昨日はニューヨークで、マークル財団のインターネット
プロジェクトの新しい責任者、ステファン・ベルフースト(ベルギー人
の若手研究者)と会ったり、テレビ&ラジオ博物館の新規ビジネス
のディレクターと会ったりして、いろいろ意見交換をしました。

 夜はワシントンに飛んで、GLOCOMからメリーランド大学に研究
留学している土屋大洋さん、富士通ワシントン事務所の加藤所長
(ICANNの理事)、商務省からアスペン研究所に移って、インターネット
ポリシープログラムの責任者になったエリオット・マックスウェル氏、
そしてFCCでY2Kを担当し、いまはENUM(電話番号とIPアドレス
をマッピングする新しい提案)に取り組んでいる、ロバート・キャノン
氏を、GLOCOMのアダム・ピークと一緒に食事をしました。

 そこでは、ブッシュ新政権がITに関してのポリシーをぜんぜん
打ち出していないということが話題になりました。FCCも含めて
「ハンズオフ」=規制しない、ということ以外にほとんど形になって
いる政策がありません。クリントン=ゴア政権への反動ではある
のです。これがいつまで続くのか、よくわかりませんが、おそらく
そう遠くない将来、新政策が出てくるのではということです。

 ジェノアサミットがニュースに取り上げられていますが、われわれ
が参加した、デジタルデバイド解消のためのDOTForceの最終
報告書がまとまり、首脳に渡すセレモニーが、いちおう公式プログラム
として用意され、各国のメンバーもテレビ会議で参加できるという
連絡がきました。うまくいけば、明日、土曜の朝(米国時間)、
ここの世界銀行のオフィスからちょっとだけ参加できるかもしれません。

 まあ、儀式ですから待たされる時間が長くて、なんのことだか
わからないうちに終わる可能性が高いのですが。
 日曜からは、コロラド州のアスペンで、アスペン研究所による
インターネットのポリシーをめぐる合宿が始まります。
会津 泉

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Date: Sat, 21 Jul 2001 05:43:40 +0900 (JST)
To: iznews@anr.org
From: Izumi AIZU
Subject: [iznews] ジブリ美術館

ジブリ美術館について、浜野保樹さんから以下のメールがきました。
よろしければ、見てみてください。

会津 泉

ジブリ美術館について、Tom Sitoが、Animation Worldのサイトで今日から紹介
しています。
見てください。ただし私の紹介が間違っていて、「乱」にはかかわっていません。
>http://mag.awn.com/index.php3?ltype=pageone&article_no=224

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Date: Wed, 25 Jul 2001 13:04:15 +0900 (JST)
To: iznews@anr.org
From: Izumi AIZU
Subject: [iznews] アスペンからです

たしか2年前、99年だったかな、ここアスペンの「豊かさ」について書いた
記憶があります。

今回も同じように、アメリカという国がもっている奥行きの深さ、経済的
でない面での豊かさ、精神面のそれを感じています。ただし、かなりそれ
は限られた、 selected few に属するのでしょうが。

一昨日からここに来て、インターネットのポリシーについての議論を
続けています。ICANNを支えてきた、ビント・サーフ、エスター・ダイソン
そもそも米国政府で取り組んだ、アイラ・マガジーナー、などなど、コア
となっていたメンバーが揃っています。

同時に、新しい、もっと若い世代もすこし増えています。FCCに入った
29歳、あるいはP2Pを分析している人間など、世代交代も始まっている
ような気がします。

かくいう自分も、もう若くないのですが。。。。Ny,ワシントン、アスペンと
ずっと議論し考えていて、かなり頭が飽和してます。心地よく。
東京は猛暑だそうですが、こちらは25度くらいです。長袖でないと寒い
くらい。

明日、サンフランシスコによって、土曜に戻ります。選挙はどうなるの
でしょう。

会津 泉

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Date: Sat, 28 Jul 2001 04:32:16 +0900 (JST)
To: iznews@anr.org
From: Izumi AIZU
Subject: [iznews] from SFO

サンフランシスコ空港(SFO)にたどり着きました。
昨日は、午後、WIREDの初代編集長のケビン・ケリーを自宅に訪ね、
そのあと、夕方、ゴールデンゲート・ブリッジを渡って、サウサリート
の一つ先のミル・バレーに、ハワード・ラインゴールドの自宅を訪れ
ました。

ケビンはWIREDの仕事はほとんどしてなくて、新しい本、アジアの
写真本の編集にかかっています。三〇年前に、ネパールやインド
などを放浪したときにとった写真を中心に、3万6千枚のスライドを
整理して、そのなかから選んでいるようです。
全部、まずスキャナーでデジタルにして!

ハワードは、新しい本の企画がとおって、これから取材、執筆に
かかるようです。ただし、その中身は、まだヒミツのようです。
二人とも、90年代の前半、「デジタル・カルチャー」とでもいうべき
新しい文化が、西海岸、シリコンバレーとその周辺から起きたと
きの、旗手と目された人たちです。ほぼ10年がたち、ドットコム
ブームの浮動にもおおきくは流されず、そろそろ「引退」というか、
次のフェーズに入りつつある感じです。

今朝は、まず空港に行ってレンタカーを返して、それから、元
アップルのライブラリー・フォー・トモローにいた、スティーブ・
シスラーと落ち合って、おしゃべりをしてました。昨日メキシコ
からかえってきたばかりの彼は、コミュニティ・ネットの交流を
アメリカで初めて手がけ、後に途上国のネット普及、とくに
中南米のプロジェクトなどにかかわってきた人間です。インターネット
の世界大会ともいえるINETにもかかわり、今年のストックホルム
の会議のプログラム・チェア、私も彼と一緒にプログラムづく
りをさせてもらいました。

三人とも、日本に呼んでスピーチをしてもらったのです。
ハワードは別府湾会議というか、その前の最初の日出(ひじ)会議、
90年でした。スティーブは、たしか93年秋のネットワーキング・
フォーラム、藤沢でした。インターネットが登場しはじめたとき。
ケビンは、94年の別府湾会議でした。

ハワードの家には、ファブリス・フローリンといって、かつて
アップルの「マルチメディア・ラボ」を率いていた人間が奥さんと
一緒にきてくれて、ディナーを5人で食べました。

「ライフストーリー」という、最初のマルチメディア実験 作品などを
つくった人で、いまはPDAなどに関連する新しいビジネスを立ち上げ
ようとしています。

というわけで、ちょっと「同窓会」的な時間を過ごしました。
さて、猛暑の日本に戻ります。

会津 泉

 

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