iznewsハイライト December 2000

From: Izumi AIZU
To: iznews@anr.org
Date: Wed, 27 Dec 2000 09:35:57 +0900 (JST)
Subject: [iznews] 新年ワイワインパーティー

恒例になりました、新年のワイワインパーティーですが、今年は
1月6日(土)に予定したいと思います。

夕方6時半頃からで、我が家にどうぞいらしてください。

・場 所: 会津自宅  〒152-0022 東京都目黒区柿の木坂1-28-15
 東急東横線 都立大学駅下車徒歩約5分 急行は止まりませんのでご注意
 (下図参照)万一迷ったら、電話ください。TEL 03-3717-2450 または 0725-3801

・準備の都合上、できれば前日までに、メールで人数(ご氏名)をご連絡ください。
 (このメールの自動返信でも、私に届きます)

・今年は連休にぶつかるので、参加が少ないようです。
 ご家族、知人など、お誘い合わせでどうぞ。お子様歓迎します、ご遠慮なく。
 飛び入りもどうぞ。

・ワインをはじめ、差し入れも歓迎します。

それでは、お待ちしています。

会津 泉

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From: Izumi AIZU
To: iznews@anr.org
Date: Sat, 23 Dec 2000 12:13:40 +0900 (JST)
Subject: [iznews] THE WORLD QUESTION CENTER 2001

NYの知人で、出版エージェントと、財団EDGEを主宰するジョン・ブロックマン
が毎年恒例のイベントを始めました。

去年は、「20世紀最大の発明」がテーマでしたが、今年は
「THE WORLD QUESTION CENTER 2001。。。消えてしまったクエスチョン」
、 だれもが思いつかないような疑問、あるいはまだ答えられていな疑問、が並
んでいます。

英語だけですが、毎日増えていくようです。

よろしければ、お楽しみください。

"Big, deep and ambitious questions....breathtaking in scope. Keep watching
The World Question Center." - New Scientist

    WHAT QUESTIONS HAVE DISAPPEARED?
    URL: http://www.edge.org/documents/questions/q2001.html

会津 泉

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.From: Izumi AIZU
To: iznews@anr.org
Date: Thu, 21 Dec 2000 18:29:19 +0900 (JST)
Subject: [iznews] v6サミット 村井さん講演 (長文注意)

スーパーパネルのメモが案外好評なので、続編です。

大阪でのIPv6サミットでの、村井純さんの基調講演のメモです。

よろしく。

会津 泉

村井純

IPv6 Deployment

v6フォーラム 
ラテルが始めてから協力しろといわれて、なかなか参加できず、
ついにこの会議でお話できることをうれしく思う

展開、広げていく責任をどう果たしていくかが、大きなテーマになっていると思う

先週、IETFの際にインターネット経由でリアルタイムの授業を行った
サンディエゴから
慶應、東大、奈良先端大学
 村井 森川 山口英  自分の授業だとしている
 授業は対面でなければいけない、と決められている
 サンディエゴに3人そろってしまった
最近、授業は全部このスタイル、海外出張でも必ずやる
やっていると時差の関係で、身体を壊す 
インターネットなんてなければいいのにと思うこともある

デジタルビデオを、v6マルチキャストで、アメリカとの間にグローバルにできる体制
 大成功だった テーマはネットワークセキュリティ
 スクールオンインターネットのシステムを使っている
  DV oever IPv6 with Multicast

30Mbsのリードライトが、2台のラップトップですんだ
フロッピー1枚にUNIXがブート、ドライバーが動く

30mbpsのビデオストリームを、世界中どこでも使えることをプロモートしたい

v6のルーティングが確かめられる
ただしこのために世界中、大迷惑をかけている
 エンジニアがチェックしなければならないから
頻度が高くなると、なれてきて、技術が蓄積、安心して運用できるようになる
だんだん近づいてきた

DVのシステム
 1394で取り込む、インターネットにエンカプセル

アドレス寿命の予測 大変難しい
 新しい技術は、わからない
v6しかない、と申し上げたいが、そのアドレスをうまくごまかして行く技術はいくつ 
かある
v6の重要性は議論されると思うが

2005年までには、100%準備が整うことを目標 
 私は相当楽観的  IT戦略会議でも出ている

ISPへのトランジションサポート
 今日の会議も、重要

WIDEの活動
 KAMET/THAI/USAGI (Linux をKAMET対応に)
 v6のアプライアンス 組み込みで
 運用 6bone-jp
 マルチキャスト DVを流す実験
 NSPIXP-6  IXのV6化

日本のv6のDeploymentの歴史を振り返る

1984 TCP/IP in BSD
  TCP/IPが広がった理由
 VAXで動くいちばん良いUNIXに、ビル・ジョイがDARPAとコントラクトして、
ネットワークOSを研究契約、プロトコルスタックを入れる TCP/IPを引き受けた
 4.2BSD OSもネットワーク対応 クロック、メモリマネジメントを変えた
 OSは、ソフトではなく、ネットにつながって動くための基本層に生まれ変わった
大変な数のソフト、すべてのシステムエンジニアが勉強していたときに、TCP/IPを
ソースコードを読んで理解した

1985 Global IP Address and JP in Japan
  John Postel と相談 日本でやるからと、
 いくついる? クラスA、B、C みんな10個ずつといったら馬鹿といわれて
 クラスAは1個
 アロケーションも任された
 ついでに、.jpも  
 グローバルアドレスも
東大のアドレス  1.1.1.1 というのがあったので、どうして?
それは、インターネットは大学が1番で、東大はその大学のなかでも1番だから、と 
いわれ
 そういうもんじゃない、ということで、グローバルアドレスにつけかえた

RFC822 という電子メール  USアスキーだった
1985  メールを日本語化  後に RFC1468に
 日本語の必要性を欧米の人に説得することが必要だった 難しかった
1986 IP Subnet いまではあたりまえだが
 すべてのTCP/IPスタックを書き換えなければならなくなった
 シスコには、オレ と メーカー別に依頼担当者を割当てた
 日本は純、と、10人くらいが世界に散って頼んでまわった
 まだ小さな世界だった
 日本では5社くらいに頼めばよかった

1987 WIDE国内専用線接続 画期的だった
 日本では値段が高くて難しかった
 常時接続、つなぎぱなしが、大学ではあたりまえになっていった

1992 NIFTY/Ascii/PCVAN のメール交換プロジェクトを取り組んだ
ポリティカルに大変だった
 OSIX400 と決まっていた
 SFCに移ったばっかり
 共同実験  政府の方針に反して、実験した
 どんどんユーザーが増えてくる

やがてできるようになった
技術的には良いと思っても、社会の仕組みではできない
 実験を積み上げて、その成果をよくモニターして、実現していく

1992 OSPF
1993 BGP
1994 WISH サテライトインターネット UDL
1995 BGP4-4
1996 IPv6スタート
1997	mルートサーバー
 先週、IETFで話題になった 悪いことが起きる??
インフラの一部を担っている 育っていく

インターネット 1995年に大きな曲がり角を迎えたと思っている
新技術の普及がより難しくなってきた
 商用利用
 社会への展開  大きなブレーキがかかった
 商用ISP 
  ビジネスの責任ある人 新技術は、ビジネスが犯されない範囲でしかできない
  今までと全然違う
 USだけでなく、みんなが使うようになって (このUSは、アス=われわれのこと)
  つくっている人だけでなく
 責任感が違う きちんとした責任と正しいモニター、チェックをしてから進める必要
 ベンダー数が非常に多くなった
理解している人が少ない → 理解してもらうことがたいへん重要になる
v6フォーラム できるだけ多くの人にこの技術を理解してもらう必要

技術者としての責任をきちんと果たす

社会のなかの基盤としてのインターネット の応用を作り上げるなかで、v6がどう役立
ち、役立たないか
 エンジニア、サイエンティストとして意味を知っていく必要


IPv6
KAME Project
  TAHI
  USAGI
Differential Service
  using SONY-CST, ALF-Q
  Label Switch
   Toshiba CSR
  Multicast
   High Quality

KAME
What was the role of 4.2 BSD for V4?
  for vt?

ゴールは達成できた
 UNIX ソースコードで、v6が大勢親しめるようになった
 LINUXでも進める  USAGI

大学の授業
SOI School of Internet
SOI System
  ビデオ 履修申告  リアルタイムのビデオスクリーン
 アーカイブ
v6のネットで ミニ社会  新しい社会の縮図
 スケールとして重要
v4、v6の混在 双方向と衛星など、一方向の混在
すべてが混在して動くことが、インターネット
 
SOI 97年から  長いものがある
 600時間 アーカイブされている
 今日のサミットもアーカイブされる
マルチキャストにも

XCAST INET2000 Demo
 無限になった、ブロードキャストはスケールしない
 少ない数に限定して の提案

OSPFv3 for IPv6

インターネット接続の自動車 世界に10億台普及?
大量のセンサー  位置がわかって  
 200-300台の実験をする

冷蔵庫も
すべてのものがインターネットにつながる
温度計 

IPセンサー
 温度計のノード イーサネットから電源供給 ウェブとプロトコルスタックとJAVA 
マシン
  電源もある
 アドレスももっている
 何にでもつながる

ネットワークアプリケーション
 冷蔵庫 試作中
 電子レンジ
 携帯カメラ
 ビデオカメラ

電気屋に、インターネット家電コーナーがあった

サーバーのノードをセンサーに付けていく
 温度とドアセンサー
 庫内 開け閉め  が全部わかる
 一番重要なのは、 エンジニアのプライド
 これまでなかった評価の基準 どう動いているか

自動車 ベンツの技術者と議論した
 プライドをもってつくっている
 本当のお客のところで安全に運転されているか知りたい
 エンジニアのプライド

洗濯機 絡まん棒 があった
 たくさん売れたんだろう 努力したエンジニアは評価されたか?
 良いコマーシャル、セールス  売れたことに評価
本当に絡まない、ということが確認できたら、これに勝るものはない

ラボで実験 本当に客先の条件で、どう動くかのフィードバックがあればモノを作
る側にとって、大変な自信 良いものになる

プレスに良い記事を書くことも、本も音楽もみな同じ  フィードバックが大事
 それぞれのオブジェクトが自立している アクセス可能  という一般的な環境を
 つくることが、重要

 v6にはこういう考えもある
モノをつくる 自由にフィードバックできる環境をデジタルコミュニケーションでつくる

JBテストベッドネットワーク

WIDEプロジェクト 
 10何年の歴史  97年 10周年の記念シンポを開いた
 パネルのテーマ <v6は本当に必要か>
イケイケ推進派だけでなく、ダメダメ派も呼んだ

ネガティブ派 強烈なメッセージ
 Unneeded, Unwanted and Unlikely
  Paul Francis, NTT  NATの提唱者がそうだった
Oct27, 1998
 NATで十分 
イントラネットは、ISPがサポートしないから、v6は導入されない
 この点は一番納得してしまった
ISPもサポートしない
 
彼はだれが、v6を議論しているのかとも指摘した、
 日経コミュニケーション 最新4号に1つだけ記事
 インターネット・ウィーク 最新4号だれも書いてない
 インターネット協会の On The Internetにも 記事はまったくない

プレスに、プレゼンスがない

ウェブにもない VoIP が44もあったのに

たしかに、95年、インターネットという言葉が流行語大賞となったり、新聞にインタ
ーネットという言葉がいくつ出ているか、喜んでいたのだから、v6も同様で、プレス
を通して理解を広める仕事もきちんとやらないといけない

国会で総理大臣にIPv6と言ってもらう
 たまたま起こった  すべての新聞の一面
 囲みで、ほとんどの新聞に用語解説がのった
問い合わせがきて、大変なやりとりをした
日経新聞
 v4は12桁、v6は32桁のアドレス  郵便番号が、、 (10進法と勘違いいている)
編集と30分くらい議論して、凄いことだった、、、

森首相は予算委員会で質問された、管直人「v6ってわかっているか」
で、 「そういうおまえはわかっているのか?」と反論したそうだ(笑い)

v4だと足りない v6ならできる  全然わからないといわれた
アナログ通信 電話 と テレビのインフラ
 電話のインフラの上にインターネット インターネットを実験 経済、金融、教育 
が変わる
 電話のインフラの上だと、料金も電話換算、機器も、、

これからは、インターネットの光ファイバー、、環境をインターネットで設計
 デジタル化が進むと通信も放送も、、、
いつのまにか、電話のインフラにインターネットがのっていないようになる

最後は、すべてインターネットのインフラにのってしまう

 (プレゼン画面で、パッパとイラストが切り替わる)

そうなると、v6が必要になる

ルートネームサーバーが、v6の実験をしていることの議論

v4のサービスにv6のサービスも入れて、
困る状況は絶対起こさないこと、というのがメッセージ

テストベッドが重要
先に進んだときに、本当にどんな効果があるのか、きちんと調べて、修正し、間違
っていたら一歩下がって進めていくことがたいへん重要
WIDEのなかで、一度、インターネットというのは、カスタマーにお願いしてやっている
臨床実験だ
 そのときは、本当のその人の健康が大丈夫かをちゃんと調べていく
これも、テストベッド 臨床実験だ
 いろいろな課題を生む、新しいことが起きる

テストベッドであるという感覚を同時にもちながら、効果、よくない課題、、
大変厳しい目が必要だと思う

日本でこれだけ動いてきた、日本がテストベッドとしての大きな約束をして、世界のイ
ンターネットの発展に貢献することの決意の現れだと思っている



会場からの質問(会津)

インターネットの父の一人、ファーバー教授は、以下のように指摘しているが?

 移行の不安定が問題だとさらにその先には全光通信が到来する。
 これまでの、v4、v6の延長ではない、IPを哲学としては残しても新しい
 技術が追い越すのでは


村井
 前半、もたつくこともありえる どこまでテストベッドで活発にできるかどうかだ
 別の技術、 いまのIPのアーキテクチャーじゃない技術の到来が早いのではと
 いうことだが、いずれにしろ、グローバルなデジタルコミュニケーションを人類が
 あきらめることはないいだろう

 IPのアーキテクチャーに固執するか
 自立分散のアーキテクチャー 残らざるをえないだろう
 IPからスタートした道、そのルート、評価をしていくこと、そのルートをたどって 
いくだろう
 そこには不安はない
 オルタナティブなソルーションの研究は進めていくべきだ
  出てきてしまうかもしれないが、出発点は一緒
 どのくらいもたつくかによるが、、楽観的に考えている

以上です

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From: Izumi AIZU
To: iznews@anr.org
Date: Wed, 20 Dec 2000 10:02:13 +0900 (JST)
Subject: [iznews] <お知らせ> 22日、加藤さんを囲んで、、、

ICANN理事に当選された加藤さん(富士通ワシントン事務所長)が
来日されている機会に、一度お会いしようということで、あさって22日
夕方、食事会を計画しています。

ところが花の金曜日、イブのイブのイブ?ということで、まだ人数に
とっても余裕があります。

いまのところ、6時半頃から、六本木近辺ということで考えています。

急なお知らせで恐縮ですが、このなかで参加を希望される方がいら
したら、私までメールください。具体的な場所と時間をご連絡します。

なお、できれば、携帯電話の番号も教えていただけると、安心です。

今日の夕方には東京に移動しますので、こちらからのご連絡は、今夜
または明日の午前中になると思います。

いままで全然関心なかった方も、もちろん大歓迎です。
ただし、申し込み多数の場合には、先着順になるかもしれません。
(まずそういうことはありえないと思っていますが)

ということで、よろしくどうぞ。

会津 泉

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From: Izumi AIZU
To: iznews@anr.org
Date: Tue, 19 Dec 2000 17:48:06 +0900 (JST)
Subject: [iznews] 21世紀はHomeLAN?

iznewsのメンバーの皆さん、

はじめて登録された方、何人かいらっしゃいます。なかには急にこのメッセージが
来て驚かれた方もいらっしゃるかもしれません、その場合はすみません。
もしご迷惑な場合には、私宛にメールください。削除します。

最近入られた方、よろしければ自己紹介をどうぞ。ただし、ここは原則オフレコの
インフォーマルな場です。ROMをされていても、全然かまいません。私は時々
ご報告をしていきますが。

さて、あと10日もすると、21世紀、近づいてみると、今までと何が違うのかなという
日常の延長なのですが。その21世紀を意識して、HomeLANという実験プロジェクト
を企画してきました。研究会としてスタートし、大阪の川上さん、その他多数の方
のご協力をいただいて、少しづつ形になってきました。

いま川上さんに最後の追い込みをお願いして、インターネットで家電をリモコンで
動かしたり、AC電源をオンオフするスイッチ、さらに部屋の温度や人の動きを感
知するセンサーをつけた、HomeLANBOX (仮称 HLB1)という試作品をつくって
います。

外部からは、電子メールを送って、受けたパソコンから命令を出すことができる
ものです。

正月早々に、私の家と、GLOCOMの公文先生のところを実験台として稼動できれ
ばと思っています。それでいったい何ができるのか、まだよくわかっていないので
すが。

メディアの方で、ご興味のある方、ぜひ取材をお願いします。。。。メールください。
まだ、本当に動くかどうか、確認はこれからなのですが。

そうでない方も、恒例の新年ワインパーティーでご披露できるかと思います。
いまのところ1月6日を予定しています。確定したら、あらためてご連絡します。

研究会として、アドレスもとりましたが、まだ稼動していません。Home-LAN.org が
とれたのです。

で、ここ大阪で、IPv6という新しいアドレス体系についての会議に来て、もしこれ
から家電やロボットなど、みんながネットにつながる時代がくるとすると、、、と
考えると、HomeLANとv6ともおおいに関係あるのだということが実感されてき
ました。

セキュリティーやプライバシー、権利と義務など考えると、必ずしもプラスのこと
ばかりがあるわけではありません。グローバルにどういう方針にしていくかとか
考えなければならないことは、たっくさんあります。

ということで、ちょっとご報告でした。

会津 泉

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From: Izumi AIZU
To: iznews@anr.org
Date: Mon, 18 Dec 2000 17:30:09 +0900 (JST)
Subject: [iznews] IPv6サミット スーパーパネル (長文です)

IPv6サミット スーパーパネル メモ

今日午後、大阪でのIPv6サミットという会議でのパネルのメモです。

出席者は、

鈴木正誠 NTTコミュニケーションズ社長
出井 ソニー会長
松本孝利 日本シスコ会長
村井純 慶應義塾大学教授

コーディネーターが、
鈴木幸一 IIJ社長

という顔ぶれです。

インターネットの新しいプロトコルであるv6は、新しいインターネット
利用の道を開くと期待されています。

IT戦略会議で取り上げられ、森首相が施政方針演説で推進を提唱し
たことで、エンジニア以外の人でも多少注目されているかなと思います。
日本の巻き返しのチャンスだ、とか。実際に、ソニーの出井さんなどは
そういう発言をここでもされました。

でも、実際にどう普及するのか(しないのか)がポイントで、そのときに
社会的にはどういう問題があるのか、ということで大阪まで勉強にきました。

長文なので、興味がない方は、どうぞ飛ばしてください。

なお、会場で勝手にとったメモなので、内容の正確性は保証しません。
皆さん限り、ということで。

会津 泉

パネルの顔ぶれ、v6の象徴もあろう

単なるアドレスの問題というより、v4の不具合への新しい解でもある
PCをもっていれば、みんな使える時代になった
今後、PCを経ずにネットが使える
まったく新しいスケールへのネット 新しいプロトコルの様相が強い
単にインターネットの世界のみならず、産業界全体のパラダイムを変える
こういうことが実用化されることで、新しい産業の仕組みができる
幅広く議論を進めたい

鈴木正誠
だいぶ進んできて、現実味も帯びてきた
私のところは、夢のところもある、夢と現の間くらい
アドレス問題は、端的にv6の長所を示すが、
 43億のアドレスの限度
 まだ、使わない、IPに縁のない人は相当いるので、43億あればしばらく持つという
感覚だったが、今日、出井社長の話で、AIBOの人気が出て、ロボットが人の仕事を
手伝ったり、癒し、、愛情の相手になる機能をもつと、、、
 小さな身体のなかにLANができて、これにアドレスをもって意思疎通ができたら
どんなに素晴らしいことになるか、空想すると、とたんに凄い数のドレスがいる
 いろんな機能をもった動く媒体、耳や目の代わりの機能と考えると、、
一人で 何十、何百のアドレスがいるようになる
ここにブレークスルーが出てくる期待
紐つきで動くロボットでは行動範囲が限られる
ワイヤレスでつながるのが、次の夢になる
現在の携帯、まだまだIPとシームレスにはなっていない、GWを入れ、ネットとは別の
仕立て この辺がなんとかならないか
 技術的に難しい面もあるが、今年は3Gの標準化のなかで、v6採用も決められた
し、来年以降も3Gモバイルサービスが出ると、そのへんの利用環境が整えばさらに
面白い仕組みができると期待している

至近距離では、セキュリティ、QOSで、イントラ・エクストラネットへの活用はすでに
始まっている 各企業も相当熱心に取り組んでいる こちらからv6普及の波がある

われわれネットワークサービスの側から考えると、容量、いかに素晴らしいプロトコ
ルサービスでも、デリバリー、オペレーションなど、いままでより飛躍的な充実が必要
その実現が、われわれの責任になる
4-5年前から、細々と、陰ながら、v6の活動をやってきた
実験 運用 網をつくってやってきた
相当金も使い人手も使ってやってきた  アジア 北米 
 v6、バックボーン、エクスチェンジ NOC 体制をつくってきた
140社・組織と協力して実験やってきた
来年は、これらの準備作業が本格的に立ち上がっていく年になると、大変期待
している
今年夏に、米国のISPを買収したが、できれば来年中にはアメリカでβ版のサー
ビスができたらと考え、下準備を始めたところ

今後のマイグレーションプロセスが重要

v6の実現のためには、みんなで力を合わせて賑やかにやっていくことが大事だろう
いまのところ、開発研究では、日本が先行している
世界のv6につながっているコンピューターの半分は日本にある
まだまだ本格的に開発しなければならない問題がある

NTTの経験でも、光ファイバーも、出てきたときには世界をリードしていたテクノロ
ジーだったが、実用になるときまでに、差を詰められたようもあり、その轍を踏ま
ないように、リードを保ちながら、もっと空けられればと思う

どこも一社で実現することはできない
みんなが進めば私も進めるという種類のものだろう
そのためには、こういう風に実用化されていくというロードマップをそれぞれ提案す
ることが必要
 いくつものロードマップが世の中に出てくればしめたもの
私どももできるだけそういうものをつくって、ご批判に供したい
議論のたたき台にしていただく、そういう作業をやっていきたい

いつパラダイムシフトが起こるか
 はっきりはわからない
 ここ2,3年、助走期間 そこに参加いただくことが、次のv6の担い手の位置に
つながる

鈴木幸一
出井 ソニー会長に、新しい可能性をもっている、コンシューマーエレクトロニク
ス、次のパラダイムを自らつくっていくという期待をこめてのお話を


出井
11月末、IT戦略会議が終わって、経団連でスピーチしたときに、冗談でもう懲り懲り
だと言ったら、新聞にたくさん出て、ネガティブなトーンでとらえられたが、
懲り懲りというのは、ネガティブ・ポジティブな両方のトーンがある、あいまいなことば
で、懲り懲りだとゴルフや山登りで使う、そういう言葉
 そういうのをジャーナリストにも理解してほしい
懲り懲りというのは、大変だったけど、けっこう面白かったと思っている

IT戦略会議で画期的だったことは、森総理の施政方針演説で、日本はv6を使うと出
たのは、世界に例を見ない画期的
どのくらい理解しているかには意味あなく、言ったということだけで意味がある
5年でアメリカを抜くネットワーク環境をもつということd
5年というのはできると思う 競争原理さえあれば
IT戦略会議で一番苦労したのは、競争原理
 官庁が何も口を出さないというのが競争
1年で安く常時接続の環境をという目標を出した
インターネットと電話、似て非なるもの
日本はダイヤルアップして使う状態にある、iMODEでも
インターネットは引きンなし、常時接続があたりまえと、IT戦略会議のメンバーに、
第一回でフルにやった

次はv4からv6にと決まったのが画期的だった

v6への期待
 要するに、パソコンとインターネットの組み合わせ アメリカの一人がちを導いた
日本は、インターネットの歴史で、先進的なエンジニア、今日こちらにいらしてる方、
ボランティアで、たいへん頑張ってこられたが、そのさき
マネジメントレベルになると、言葉が通じない、ビジネスにつながらなかった
村井さん、鈴木幸一さんがいらっしゃって、アメリカに負けていないが
ビジネスにつながらなかった これでだめだったら、同じことをしてもしょうがないので
、違うことをやる

アメリカは、パソコンとインターネットで絶対のリード、成功体験がかえって足枷になる
だろう

日本は、一歩飛び越してやろう というのが、日本の戦略会議

アメリカでは、コムデックス がPC会議 
PCの王様であるビル・ゲイツが毎年基調講演
私が、基調講演をしたが、次はモバイル、PC以外の家電がインターネットに直接つな
がる時代に、日本は勝つといって、けっこう会場はシラけたが
ビル・ゲイツが、ワイヤレスのPC、2年後といったが、うちではもう売っている
 エアボードを2週間前に出していて、日本はアメリカに2年は進んでいる

AIBO、カムコーダー、プレステ、モバイル  どんどんv6がどこでも入るようになる
車でも、私GMの役員をやっているが、eGMというプロジェクトがあり、その熱心な推
進者でもある
車と町、道路、ビル、運転手を全部有機的につなげようというプロジェクト これはv6
の世界 いろんなものにアドレスが付いてくる

アリゾナで猫が歩いていて、首にアドレスが埋まっていて、そのCPUを見ると日本の
猫だとわかった なんぜ日本の猫がアリゾナに、とテレビでやっていた

機械には全部認証がうってあって、意識しないでネットワークと自分がつながるよう
になる
v6の時代は、まったく、町と自分、車、自分が有機的に結ばれるようになる
日本がもっとも得意なところで、こっちへ世の中を引っ張ってくるのが得意
ソニーは、バイオは売れているが、大変後発 日本の象徴

電話も、NNTも最近は頑張っているが、電話とインターネットの区別がつかなくてイ
ンターネットが遅れたとすると、一挙に、v6に行くことがいい
ソニーはすべてネットワークにつながるものしか作らない、といっていた
年間1億台の商品をつくっているから、それが全部ネットワークにつながると、相当
変わる
2005年くらいに大きな変化のポイントがある
さらに、2010年にはさらに変化のポイントがある 面白い世界になる
単に学術的な論議だけでなく、政治、ビジネス、RDが3味一体になるところに戦略が
ある

1982年ころから、コンピューターの事業部長をやって、いっぺん失敗してやめている
が、この世界には縁があり、日本が優位性を取り戻す絶好のチャンスだと思って、
一所懸命やっている

鈴木
ネットワークを支える機器として、シスコの松本会長に、v6にどう対応していくのか、
日本のルーターもいち早く対応しているが、どういう戦略を立てるのか、

松本孝利

インターネットビジネスの拡大を支えるCiscoの役割
シスコのミッション インターネットのインフラの機器に特化
 アプリケーションはいっさいやらないのが基本的方向
インターネットは、仕事、生活、遊び、勉強の全部の仕方を変える可能性がある 
そういうビジョンをもってきた

世界の経済
		1995	1999
米国GDP	6762B	8800B  6.8%
インターネット 
エコノミー	5B  	524b  220%


1.3Mの新規雇用を創出
エネルギー 223B 
自動車 

各国のインターネットエコノミーの成長率の比較

欧州 	ドイツ 1.4% イギリス 3.5 フランス 2.2
中南米 ブラジル 2.1 アルゼンチン 5.(?)

アジア	韓国 3.8 豪州 8.? 中国 8.5?
日本 0.9% 世界でもっとも低い

シスコ
2月のv6サミットで、CTOがサポートをコミット
移行ではなく、統合環境の実現へ
出荷が遅れていてご迷惑もおかけしているが
詳しい製品は、明日説明します。

鈴木幸一
NTT鈴木社長  アメリカに遅れた面もあるが、みんなで前に進めよう

出井会長 政治 事業 技術 一体となって、面白いと表現されたが、
 インターネット始めたときが助走だとすると、v6では日本が先行している
 取り組み方 昔はWIDEなど、専門家だけが集まって小さく始めてきたが、それとは
違う進め方があるのでは
 私どもが違った形の仕切りがある


村井 いま鈴木幸一社長がいわれたことだが、いつもインターネットの発展が、
WIDEから、研究のコミュニティから始まって、、
いまリスクをもってたのは、研究開発でつくって、論文ができてきたり、標準化、
ビジネスのセグメントへと生かされるが、、、ここのギャップがものすごくリスクが
ある
v6で、とくに心配して、、ここでのビジネスへのバトンタッチを上手にやらないと、
リスクがある
今日の話で心強く思っていたのは、ねらいとしては、ここは一緒だと
技術 いまや一緒でやっているし
政府の枠組み、予算もうまく使って
使えるものは全部使え、、全部言い過ぎだが、
政府も使える スクラムが組み始めたという意識があり、心強く思っている

もうひとつ、これは日本のチャンスだという言葉があって、そういう意識、海外の
人がいらして、あえて「日本から海外への貢献」ということ
 この視点、いままでうまく語れなかったところ、ドメスティックに閉じていた
これが視野に入りやすいきっかけになっている

鈴木幸一
 インターネットやって、政府と協調することもなくやってきた
 チャンス 新しいv6のパラダイムのなかで、いろんなことを変えられる産業、技術力を
もっているということだろうが
私の立場では、みんあでやりましょう、政府ともスクラム組んでやろうというのが、 
私の会社はわりと嫌いだった

ナショナルイントレスト 政府と組むのは大変なことで、、
逆に阻害されないかという心配をして困るが、
 いくらチャンスでも、組み方気をつけないと、、

鈴木正誠
おっしゃるとおりだと思う。
最近、いろんな業界で、競争と協調って言われるが、このv6の実現過程では、
みんなで、五里霧中のなかで大博打をするのは無理
しり込みをする懸念がある
NTTは、マーケットの読みをしているとか、学者の先生は、こういうことをやるべきだとか
v6の発展の読み方
 村井 鈴木幸一  たまには陽動作戦をやっていただいてもいいが
いろんな情報が集まっていくことで
今回の予算措置は、政府が大きなモメンタムをわれわれのコミュニティに与えて
くれたと思う
政府がすべてリードするという役割があるとマイナスがあるが、政府には政府とし
ての役割があり、そこをやっていただきたい

鈴木幸一
いつも怒られるが、政府がガイドラインをつくると、技術がガイドラインのなかに
はめこまれて、ミニテルみたいになるのでは? IT戦略会議でも
 そのなかで、どういう要素を

出井
インターネットが日本で遅れたというときに、中身は通信に一種と二種の法律があ
るとか、一種はケーブルをもって、二種はそれを、、、ファイバーが、、というややこ
しい法律をもっているのが自由な競争を阻む
ソニー 二種をはじめからとっておいてくれたから、後で楽になった
区別はないほうが言いに決まっている
マイケル・ポーター  Can Japan Win  日本は勝てるか?
 本当に競争がわかれば 競争にはルールは必要
 政府が決めるのは大枠のルールで、あとは民間の競争、政府がいちいち手取り足
取りやってはいけない
 政府が口を出した産業は全部だめ 口を出さないと全部いい

規制産業  放送とか通信  こんなに政府が怖いとわかってなかった
 発言にも自由があって、社員が謝りに言っているようだが
政府が怖いようだが、そういうことをやっているうちは駄目
子供のころ、おすわりとかお手とか教えられて、郵政の言うことを聞かないといけ
ない人になっている

金融業界なんか、もう言っていないが、、、日本の宿命

鈴木さん、政府と戦ってきたが、もっと頑張って、隣の鈴木さんのところをつぶすく
らいに、もっと頑張っていただきたい

鈴木幸一
鈴木社長 シェアとりたいと思っているが、口に出すとはばかられるが、、、

車屋さんとか、、、潜在的に世界で一番のプロトコルになると思っているが

村井さん、WIDE はぐれもん みんなではぐれていたが、、

村井
たいへん、あまりに面白くて、こわくて、踏み入っていいのか
政府の件だと、 OSIの件と、ソフト産業の発展のことを思い出す
 いずれもあまり良い例ではない
 ソフト産業を日本で育成  Σプロジェクトがあったが
OSIが2回閣議決定して、トップダウンで、TCP/IPが広がるときに上からのプレッシ
ャーになった
これをぶち破る努力を世界中でした
政府の技術に関する関与は、たいへんリスクがある

今回も、IT戦略会議で議論したのは、これが同じことになるのではと、いつも自分で
問い掛けていた
結論は、出井さんがおっしゃったように、
こういう技術を使うと、政府として言うのではなく、民間からの提案で、民間による公
共サービスをつくるのは、、

両鈴木社長に、、シェアをどうとるか、けんかされるのは楽しいことで、v6からはず
れることではなくて、日本全体がインターネットに接続できないといけないので、世
界にも技術的リーダーシップをとらないといけないので、日本のプロバイダーに、
世界に出ていっていただきたい
 実際にサービスを展開して
 世界に向けても、大きな責任を感じていただけるといい

松本
シスコという立場ではコメントしにくい

鈴木
藤沢の先生として

松本
日本の得意な分野で、アドレス、アプリケーションが出てくるのは楽しみ
日本でインターネットの発展を阻害した要因に、日本のインダストリーのリーダー
が、真にITによって、ネットワーク社会での競争力をつけていくという認識が経営
者の間ではまだまだ低い
やっとことし、これからそういう期待
過去5年 アプリケーションがウェブとメールに限定されているのは残念
アプリケーションへの開発・投資が世界的に広がっていってほしい
できあがったときには、もっと可能性が大きかったはずなのに、その2つのアプ
リケーションの話が多すぎると一般論として思っている
徹底して、グローバルな市場主義 資本主義経済を推進する力になるので、公平な
競争のなかで生き残る環境、試練が求められている
 あく競れレーションを期待している

出井
アメリカでカリフォルニアの企業のスピードの勉強をしようと
 取締役会をした
シスコ 3ヶ月の事業計画 
 中期計画 もうやめよう
アメリカで伸びているのは、できているのは4-5年

IBMですら、中期計画やめようとしてる
日本はのんびりしている

IIJの鈴木さん、村井さん
 世の中で、ザウルスが歩いているころ、哺乳乳として穴の中に隠れていた
 今出てきて、、
穴に隠れていたときに習性で、慎重だけど、もっと大胆に発言してほしい

競争について、通信業界、放送 放置しておくと独占・寡占になりやすい
 ATT  分割
 MSの分割  もう分割しなくても影響力は小さくなったと言った
日本の政府は、NTTを守ろうとする、、、守られているNTTが本当にハッピーか
檻の中に入っちゃった そこを出たいと、、、
 ユニバーサルサービスは、データに関しては関係ないとかいってほしい、
それいえないのかな、、
アメリカ、一人で勝っちゃう
 シスコが 一番伸びた

v6やって、日本で、さっそうと世界に伸びるところがあるか、というと
 私のところは端末
郵政省とか、NTTのスペックに合わせてつくるというのでは駄目
シスコのように、、、
 ベンチャー企業が立ち上がって出てこないと、どうしようもない

日本はずっと秩序系、ピラミッド 競争相手もAとB

いまは複雑系、だれと誰が競争しているか、
ソニーもホンダも松下も、、トヨタも、ITの環境と競争している、特定の企業と競争し
ているというのは

いちばんいけないのは業界が、お互いに横と同じことをしているのはいけない
ソニーも横並びでやっている会社のひとつに過ぎないと認識している
v6の時代、個性のある会社じゃないと面白くない

鈴木正誠
じゃあ挑発にのって、、
私のところは、俗にいう長距離国際会社、 そこにインターネットがあって
あまり世の中の関心を集めない会社ですが、ことインターネットに関していえばアク
セスの問題は相当大きな問題あったと思う
 日本のインターネットは高い
 これに答えていくことは、兄弟会社の大きな仕事だったと思う
長距離国際インターネット会社という立場からいうと、まったく自由競争の世界で、
役所のいじめにも、お手伝いもしてもらわないできた
 これからv6の時代にどうなっていくか
テクノロジーの動き、ネットワークから端末にインテリジェンスが移っていく大きな 
流れ、
電話からインターネットに変わったときにもパラダイムシフト
 v4からv6というときも、そのパラダイムシフトに拍車がかかるだろう
では、ISPって何をするのか
 じゃぶじゃぶデータが行き交うバックボーンをつくれ、うまく運用すること が第一
オペレーション
 データそのものにかかわる機能は、どんどんアンバンドルされる
  データセンター ASP  端末の方に動いていくだろう
松本社長から、ウェブ、メール以外アプリケーションが出てこないといわれたが、どこ
に原因があるか、、それを端末に移すプロセスがv6になると始まるだろう
 ISPも、黙ってみているだけではないだろう
 いまの4のビジネスモデルとはだいぶ違った機能になるだろう
ISPもうかうかしていると明日はないという、チャレンジという技術展開はある


鈴木幸一
シスコにはじめて行ったとき?、ガラクタ工場だと思ったが、、、
通信機器について、まずい関係があった
 オウンリスクでつくるように、通信機器業界がなってなかった
日本は、NTTが保護者になって、スペックもつくった
たとえば、NTTのエンジニアが大量に出て、ソニーに行ってルーターをつくる、というの
がない
アメリカでは、ノーテルでもシスコでも、そういう例がたくさんある
そうなるのが重要では

そこが日本には起こってこない


出井
それは、鈴木社長を苛めても気の毒
パリーグよりセリーグ、放送されない
 選手は一所懸命やっている
NTT,いまの日本のシステムのなかで、決められて、そういう仕組みになっている
制度が悪い
制度を根本的に変えないといけない
ATT  分割前はベル研をもっていた
 あのころの企業価値、6兆円だった
 ルーセント いま9兆円と、本体を上回っている
仕組みさえ変えれば、新しい産業を起こすことができるので、それを日本はやっていない
ブロードバンド
 いま、アプリケーションでろくなことがない
アメリカはいま大変、ナップスターみたいのものができて、
音楽業界は新しいビジネスモデルを探さないといけない
映画業界も、ブロードバンドが来たと、オンディマンドが来たので、、


鈴木幸一
要は、速くする。光も、シエナとか、、もともとは御社の特許だった。
たしかに仕組みだけかもしれないけど、仕組みを直すのを待っていると疲れる

鈴木正誠
いまのインターネットに関連する開発と、それ以前とでは、研究所の役割はだいぶ変
わってきた
電話の開発の延長でいまもやっているという理解は違う
それだけリソースを注ぎ込んで、、、まさに発展途上
 v6も、まだまだやることはたくさんある
どう利用するか、いろんな意見を出していただいたほうがいい
NTTコムでいうと、われわれの人材は、一年半前にスタートしたが、相当新しい人に
も入ってもらっている
恥じをさらすようだが、
NTTのなかだけの技術では、対応できないということがあった
オープンにリクルートをやって、新しいリソースを積み上げている
どういう形で協調していくか
いい人がいてほしいとなれば、どうぞ引き抜きに来ていただければいいし、われわ
れも引き抜きに行きます

鈴木幸一
だんだんシリアスになってきたが、、時間がきたてちょうどいい
最後に、グローバル化について  国益とどうなるか

村井締めくくりにはならないが、要するにインフラとしてv6のネットワークができ 
て、たく
さんのものがつながり、常時接続、バンド幅の高い双方向ネットワークができる
最後にナップスターとかでてきた、大変、
迫力のある人材が出てこないか、、、
今日はそうそうたる大企業の方
ICANNで、gTLDのセレクションをしたとき、本当に、だれにとっても、文句をいわれる
と思って、どうするか
そのチェアマン、エスター・ダイソンが、これを企業を選ぶというときに、強く、小 
さな企
業が入った
そういうなかで、新しいものができて、そういうところがシスコなんか、すぐ食べてしま
うが、あれが元気の素で、最初はそういう人材が育つという、その土壌が日本にはない
食べられながら、外に出ていくと、いい

大学の学生たち、たくさん抱えているが、彼らの好きなことをとりあえずやって、ある評
価をされて、スリルのあるものをつくりだして、つながっていくといい


松本
国にやってほしいのは、規制どんどんはずしてもらって、公平で自由な競争をする世界
を日本に作らないといけないと、しみじみに思う
競争にもっとも慣れていないのが、日本かもしれない
インターネットの市場経済のなかで
競争の中で、本当に強いものが出てくる、世界で、
人材を育てる教育・学習環境 社会人を含めたシステムをつくらないといけない
大きなパラダイムシフトが起きている
 遅いという苛つきもある
v6で環境は変わりつつある


出井
政治も官庁も、民間企業も、全部自己変革をせざるをえないところに追い込まれている
良いきっかけが、技術の変化
戦後、ソニーやホンダのような会社が出てきたときと同様、
v6、広帯域で、大転換期、チャンス

大企業 集団的 体操やって、、だが、
企業はだんだん超分散組織、相互依存をしながら、そういう組織に変わっていく
求心力と遠心力
 ネットワーク時代は、ものすごい遠心力が働く ドットコム企業がそうだ

過去10年、中央にコンピューターがある、中央集権はすべてつぶれている ソ連も
v6は、超分散のシンボルで、この勢いはとどまらない
組織としては、はなはだ制御しにくいところにきちゃった
上から命令する、ピラミッド型の重役がいる企業は、完全にザウルスになってつぶれる
みんなが働かなかければいけない時代になった
のんびりしたいという意味では、嫌な時代だと思う(笑い)

鈴木正
日本の会社、外に何をやりたいかというメッセージをちゃんと出しているか、反省も 
こめて、そう思う
ミッション、方向感を、社員だけでなく、世の中に広めていく必要がある
NTTコムとして、v6については、これから舞台づくり、いろんな実験、ビジネスプ 
ランの実行パートナーとして、われわれのネットワークを使っていただく、開発をす 
るパートナーづくり、これから発展の基盤づくりに徹していきたい

鈴木幸一
お願い
 こういった新しい技術は、それにお金をかけて、、保険?がないとうまくいかない
日本の産業界が新しい通信に投じたお金はあまりにも少ない
制度、仕組み、料金問題もあるが、技術革新を育てるのは、そこにカスタマーがい
る、と見ることがきわめて重要

<以上>

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From: Izumi AIZU
To: iznews@anr.org
Date: Sun, 17 Dec 2000 12:26:44 +0900 (JST)
Subject: [iznews] 今度は大阪です

大分からは一昨日戻りました。夕方、GLOCOMのクリスマスパーティー。
空き腹でワインを飲んだので、ちょっとこたえました。

昨日は、「サイバーアジア研究会」。

さくら総研の大木さんに、この間の日経新聞への連載を踏まえて、
アジアの情報通信インフラの各国比較を中心としたお話をいただき
ました。

また、日本化学品工業会の伊藤征一さんと、国際協力銀行の河野義彦
さんに、それぞれ北東アジアのITでの協力関係の試みと、バングラデシュ、
マレーシアの実情とITでの開発支援の可能性についてのお話を伺いました。

なぜか、NHKの方が、2組。番組とイベントの企画の取材も兼ねて。

この、サイバーアジア研究会でのアジア、開発、ITというテーマにご興味があ
れば、そしてまだ登録されてない方は、どうぞ、メーリングリストに参加ください。

www.egroups.co.jp/group/CyAsia  です。

その後、新宿で懇親会、8時頃、今度は横浜・青葉台へ移動して、
ユーディットの関根さんのご自宅のクリスマスパーティに参加しました。
知らない人が多くて、また名刺が増えました。けっこう遅くなって、
12時半頃の帰宅となりました。

で、これから大阪です。夕方、川上さんを訪ねて、HomeLAN研究会での
実験の打合せです。こちらについては、だいぶ会員企業が増えてまいり
ました。1月早々から、拙宅にLANと家電をつなぐ簡単な機器を置いての
実験、その後も、グループウェアの実験などをしたいと予定しています。

明日からはインターネット・ウィーク。すでに荒野さんも書かれたように、
IPv6のサミットも開かれるなど、新しい動向に触れることが目的です。
エンジニアの人ばっかりなのですが、そうでない視点も重要だとあえて
思って。

では、また報告します。

そうそう、またマシンが、、、小さなことなのですが、PCカードの脱着レバー
が折れてしまって、困ったもんですね。

会津 泉

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From: Izumi AIZU
To: iznews@anr.org
Date: Tue, 12 Dec 2000 18:26:38 +0900 (JST)
Subject: [iznews] KLを片付けて

土曜の夜に、ここKLについて、さっきまで、アパート(兼ANRKL事務所)
の片付作業をしていました。なんとか、めどはついたところです。
当面は、内村さんが、「留守番」役をしてくれます。

3年半前、97年の4月に、大量の荷物とともにKLに着いたのが、すぐ
昨日のように思えて、、でも、こうやってガランとなった部屋を見ると、
この3年間のKLでの活動について、あれこれ考えさせられます。

・アジアの経済危機って、いったい何だったのだろうか
・アジアでインターネットが発展するために、より必要なことって何だろうか
・経済発展に、本当にITの普及が効果があるのだろうか
 仮にそうだとして、何が必要なんだろうか
・日本からインターネット、IT分野で貢献できるとすると、それは何だろうか

などなど。

そういえば、先日、東京でパキスタン大使館に、大使を訪問しました。
パキスタンも、インドに負けないように、ITで日本やアメリカに
もっとビジネスを売り込みたいという相談だったです。

でも、なかなか道は容易ではありませんね。
実績、信頼がない、ということは大きいです。
どなたか、知恵を貸していただける方はいないか、というのが大使の希
望でもあります。これについては、もうすこし書きたいと思っています。

あとしばらく片付けをして、夜11時の便で成田に向かいます。

来年、2月末に、APRICOTがここKLで開かれるので、そのときにまた
くる予定にしています。

会津 泉

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From: Izumi AIZU
To: iznews@anr.org
Date: Sat, 9 Dec 2000 12:17:42 +0900 (JST)
Subject: [iznews] 今度はマレーシアです

またまた、成田のラウンジからです。マンネリみたいで申し訳ない
のですが、今年の海外出張はこれで最後のはずです。
国内は、このあと、大阪と大分がありますが。

KLで、アパートだけいままでキープしていたのですが、ザンネンな
がら、ぜんぜん使えないので、閉じることにしました。事務所は、
「連絡事務所」の形で、内村さんにキープしていただく予定です。
 バリ島の石鹸が好評すぎて、彼も超多忙なのですが。

昨日は、ユニカル、佐々木かをりさんの会社のクリスマスパーティーに
顔を出しました。イー・ウーマンと2足の草鞋で頑張っています。
元気そうでした。

ということで、熱帯のマレーシアに向かいます。水曜朝には戻る
予定です。

会津 泉

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