from KL [iznewsハイライト]  March 1999



会津 泉

(アジアネットワーク研究所/クアラルンプール)



Date: 04.01 9:19 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 955] Re: 世界一周から帰ってきました

At 20:50 1999/03/29 +0900, Chika Sekine wrote:
>
> 世界一周から帰ってきました。初めて大西洋を越えました。
> さすがに、アジアの方が誰も乗っていない、UA001という番号のフライトでした。
> ロンドン=>NY朝9時の便です。

お帰りなさい! 元気ですか?

ざっと拝見しただけでも、ぎっしりでしたね。たしか、2週間でしたよね。

世界最大のカンファレンスとは、さぞ盛況だったことと思います。
日本で同種の会議を開くと、どのくらい集まるのですか?

ドン・ノーマンとは、懐かしい名前ですね。いつだったか、フレンド21という
シンポジウムの基調講演で、話を聞いたことがあります。でも、そのときは
結局「人間のためのデザインをすべきだ」という抽象論と現状批判に終始
して、それが実際にはどういう点を重視すればよいのかは全然伝わってこ
なくてがっかりした記憶があります。

でも、それはたぶん永遠の問い、なのかもしれませんね。
マニュアルづくりでも同様のことがあって、「わかりやすいマニュアルを
作れ」ということは簡単なのですが、ではなにをもって「わかりやすい」
とするのか、その基準とか定義となると、途端に迷路に入りますね。

そういえば、あのときはじめて、石井裕さんとも顔を合わせたのでした。
たしか88年頃でしたっけ。アップルへ行くか、それともポール・アレン
(マイクロソフトの創業者)のつくった、シリコンバレーの新しい研究所、
名前をど忘れしましたが、に行くか、迷ったとか聞きましたっけ。


> 世界のUDの状況やそのアプローチの違いが鮮明で、なかなか面白かったです。
> どこも、これからネットワークの利用がキー、という認識では一致していました。
> 私は、これから日本はどうすればいいのか、そればかり考えていました。
>
> わたしが年取っても使えるコンピューターや技術でなければ、これからは絶対
> 売れないのは、はっきりしてます。さて、それを、どうやって作ればいいので
> しょうか?人間工学も、ISO13407も、完全な解を出しているわけでは
> ありません。ユニバーサルデザインが、一つの可能性であるのは確かなのですが。
>
> 4月は横浜にこもって、山のような資料を読むのに専念します。ではまた。

成果に期待します。

会津 泉


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Date: 04.06 9:21 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 960] 今度はバンコクからです

夕方、KLからバンコクに移動してきました。

当社のお客様の一社、NTTさんのセミナーの講師として呼ばれて、 明日お話をするのです。アジアのインターネットの状況と、Y2Kに ついて。

こちらは今日は休日です。たしか仏教のお正月が近くて、その関係 の休みだったと思います。KL同様、経済危機の影響で、渋滞がめっきり 減ったのですが、それでもすこし復活?してきたそうです。ただし、今日は 休日でしたから、空港からホテルまで、まったく問題なし。

移動しながら、いろいろ溜まっている仕事を片づけようと思っているところ です。同時に、ここでもインターネットのY2K対策を進めることが大事で、 タイの関係者の人に会おうと思っているところです。

急に強い雨が降ってきました。季節的には、まだ乾期らしいのですが。

会津 泉


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Date: 04.14 0:41 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject: [iznews 974] 満2年に

空港に到着し、山のような荷物を、デザインオートメーションの宇塚さんの 車にいっぱい積み込んで、雷鳴轟くなか、市内のホテルに向かったのが、 2年前の4月11日の夜でした。

先週の土曜日でちょうど満2年だったのですが、すっかり、うっかり 忘れていて、あ、そうか、とやっと今気が付いたところでした。

先週から珍しくまるまる二週間、出張なしにKLに定住しているので かえって気が抜けていたのでしょうか。

いや、今更なのですが、時間の経過は速い速い。そう感じます。

でも、この間、様々な形で応援してくださった大勢の皆さんには、本当に 感謝です。とくに、いまは家族が日本に戻って単身赴任となっただけに ちょっとしたメールを頂いたりするだけでも、案外本人には励みになるの です。

最近日本に行くと「まだいるの?」、とか「いつ帰ってくるの?」と聞かれる ことがあります。別に一生ここに定住する、というほど根性が入っているわ けではありませんが、だからといって、まだ「帰る」という気持ちにはなりま せん。よく「片道切符」のつもり、と申し上げるのですが、それは、日本に 帰るということを決めたわけでも、また、KLに定住することを決めたわけで もなく、先のことは未定、ということを意味しているつもりです。

もちろん、さすがに二年という時間の経過のうえで、いったいここで何が 実現できたのか、あるいはこれから何を実現しようとしていくのか、という 自問は尽きません。

でも、走りながら考える(走ってから考えることも多いけど)しかないとも 思っています。

いまは、インターネットのY2K問題に、かなり勢力を割いています。どう 考えても、あまりに関心が低く、対応が遅く、限られていると思えてなら ないからです。

でも、どうすれば、限られた時間と資源のなかで最大限に効果的なの かと考えると、あまり楽観はできません。できるだけ、前向きに、良い 努力をすればちゃんと報われる、という形でのキャンペーンにしていき たいと思っています。

走り書きですが・・・。 次の二年、どうなるのでしょう。2000年を越えて いる、わけですね。どんな越え方ができるのかなあ・・・。

会津 泉


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Date: 04.20 8:56 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 981] Message for iznews

以下、安田さんからのメッセージですが、admin 宛に送られたので、転送します。

そうそう、安田さんも最近「大学生の就職活動」という、とてもタイムリーな 本を、中公新書から出されました。

タイムリー、というのは、私の娘が一人、ちょうど就職活動中だから、で、 さっそく本人に渡しました。そのため、私がまだ読んでなくて、お礼とご紹 介が遅れてしまいました。

安田さん、ありがとうございました。すみません、公開メールで。

マレーシアでも、光ファイバーによるケーブルTVサービスが、一部のマンション (こちらのコンドミニアム)に提供され、インターネットも利用できるようです。KLで、50軒以上のマンションになるでしょうか。

あいにく私のマンションにはまだ開通していないので、どの程度の実力かは わかりません。

会津 泉


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Date: 04.20 9:00 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 982] Re: 産まれました

佐々木さん、おめでとうございます。

と言いながら、ヘッダーを見て、産んでから3時間もしないうちに、メールを 送られたというのも、凄いですね。

二人目だと軽いとはいえ・・・、ちょっとびっくりしました。

どうぞしばらくはご静養と、育児に専念ください。
このメールも、あとでゆっくりご覧ください。

会津 泉


At 03:32 99/4/20 +0900, you wrote:
> 0時35分に
> 3855gの男の子を産みました。
> 当分メール見られないけど
> ご報告です。
>
> 佐々木かをり
> Kaori Sasaki, President, UNICUL International, Inc.


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Date: 04.22 0:36 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 986] APECY2Kシンポジウム

今日の午後、シンガポールで明日と明後日開かれるAPECのY2K シンポジウムに参加するために、こちらに来ました。

明日の午前、「通信」のセッションの一枠として、インターネットに絞って Y2K対策を各国が協調して進める必要がある、と訴える予定です。 APEC加盟各国の政府などの代表が約400名集まります。

やっと、だいたいのプレゼン準備が終わりました。でも事務局から さっき電話で「相談したいことがある」と言って、20分したら来るといって、 もう1時間以上になるのに、音沙汰がないのです。ちょっと嫌な予感です。

それにしても、15分という時間枠で、インターネットのY2K問題の説明、 アクションへの呼びかけをするというのは、きついですねえ・・・。

アジア各国を専門家が巡回する「ロードショー」をAPIAとして実施しよう ということになっていて、その資金集めを訴えるため、でもあるのですが。

来週月曜には日本にまわって、火曜日の日本インターネット協会の 緊急シンポジウムでも発表する予定です。

ANRのホームページにも、すこし原稿など出しましたので、よろしければ ご覧ください。


会津 泉


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Date: 04.30 2:30 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 994] マレーシアの通貨規制 空港での体験談

昨年9月、マレーシア政府は為替の管理を強め、許可なくして通貨を海外送金 したり、あるいは国内に持ち込むことを制限しました。

以来、我々も出張で外に出るとき、あるいは海外から帰るときに、所定の用紙 に現金をいくら所有しているか、申告しなければならなくなっています。

一応、ルールとしては、我々外国人(被居住者)は、入国時に持ち込んだ金額 以上に持ち出すことは許されず、またマレーシア通貨は最大1000リンギットまで と制限され、それ以上持参する場合は中央銀行の許可を事前に取ることとな っています。

でも、マレーシアらしく、これまではそれほど厳しい規制とは思えず、空港での チェックも、ただ紙の上でのもので、実際に検査されることはなかったのです。

ところが、今日、はじめて、KLの空港で係員に呼び止められ、申告書通りに 現金をもっているか、細かく検査されました。半年以上もなにもなかったので、 こっちもわりと適当な数字を書いていたので、ちょっと困りました。

マレーシア通貨500ドルと書いたのですが、実際には300ドルほど、米ドルを 400ドルと書いたのが、580ドルほどあって、「こんなに違うじゃないか、虚偽の申告なので罰金だ」というのです。

オイオイ、いったいいくらなのと聞くと「最高5000リンギット」、日本円で15万円相当です。

いくらなんでも、それは酷いので、「不服があったら、裁判所に訴えられるか?」「罰金の基準はあるのか?」「意図的な違反ではないだろ」といろいろ言って、なんとか罰金を免れる努力をしました。でも、あまり争うとかえって心証を悪くして、彼の裁量での罰金が増える危険があるのです。「違反したことは認めるし、罰金も払ってもいいけど、違反額をみて合理的な判断をしてほしい」と柔らかく主張しました。

するとなにやら申請用紙に書き込み、スタンプを押し、彼のサインをしてから、 「今回は口頭注意にして、罰金はとらないが、次回違反したら罰金だ」 とのありがたいご宣告。やれやれです。

というわけで、マレーシアに入国されるときには、ちょっと注意してください。 たまたま、シンガポール経由の便で、空いていたことが災いして、呼び止められ たので、そう確率は高くはないと思いますが(半年ではじめて、ですから)。

かくして成田からシンガポール経由で、本日KLに戻りました。

会津 泉


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