from KL [iznewsハイライト]  September 1998



会津 泉

(アジアネットワーク研究所/クアラルンプール)



Date: 09.01 1:13 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject: [iznews 658] Message for iznews

昨夜KLに帰ってきたのですが、今日は独立記念日でお休みでした。

でも、ここのところインターネットのガバナンス問題の最後の会合の詰め 作業に追われています。

電話会議の連続なんです。先週は3回も。それも夜10時からで、2時間前後。 アメリカが東海岸で午前9時、ヨーロッパが午後3時、アジアがシンガポール で午後9時という時間帯で設定されているのです。日本にいても、どこに いても追っかけられるというわけです。

電話会議の前後に、そのためのメールをたくさん読んだり書いたりしている と、あっという間に時間がなくなってしまいます。

ドメインネームを中心としたインターネットの管理運用体制を、国際的に新 しい非営利組織をつくっていく、というのが取組みの目的なのですが、錯綜 した利害、個人的な感情、思惑、疑惑、などなどが絡まり会って、とてもや やこしい事態になっています。9月12日−13日に、ハーバード大学のBerkman Center という研究機関が主催して、新組識の最終案づくりの「交渉会議」を 開催することが決まったのですが、その参加者などがまだ明確になっていま せん。

かつ、その結果を「批准」する会議を、IFWPというグループが開催するの ですが、当初は14日のつもりだったのが19日になりました。あと2週間あるか ないかというのに、まだ明確な発表はできず、舞台裏での交渉と、オープン なメーリングリストでの激しいやりとりが続いています。プレス発表の文案 一つで、ああでもない、こうでもないとギロンが続くし。少々うんざり。
今夜の電話会議でようやく決着がついたと思ったら、直後から、またメーリ ングリストで異議が出されたり。思わず「いい加減にしてくれ」と言いたく なります。いやはや。

米国政府は対立する当事者同士が一本化されることを強く求めています。 それも9月末を期限として。 ことはそう簡単ではないのに・・・。さて 本当のところ、どこに落ち着くのか、まだ皆目見当がつきません。アジアの 意見をインプットする、という役目があるし。難しいですね。


会津 泉

追伸 ついに、新マシンを買いました。パナソニック(松下)のレッツノ ート B5サイズ。さんざん迷ったのですが。ヨドバシカメラで、価格は 24万8千円。それに5%の税金がついて、そこからポイントカードが10%分。 今日はソフトのインストールなどにも時間がかかりました。


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Date: 09.03 0:59 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
[iznews 660] アンワール副首相、ついに解任

ここのところ一ヵ月以上噂が絶えなかった、アンワール副首相兼大蔵大臣が 今夜「解任」されたとの発表がありました。テレビで知ったのですが、 こちらの新聞、Star のホームページに以下の記事が出ていました。

http://www.jaring.my/star/current/02sacked.html

それによると、

本日5時半、解任されたことを、首相府が正式に発表したようで、 報道は8時半にされたようです。

後から発表された声明では、国王にアンワールの内閣からの解任が報告され、 関連するすべての職務からも外されたとのことです。

与党、UMNOの副総裁の地位がどうなるのかは、この声明からはまだわかりません。

昨日、通貨の固定相場制導入などの一連の措置を発表した後の記者会見での マハティール首相の言葉が、「アンワール副首相の辞任説? それは本人に 聞いてほしい。私は本人がなにを考えているかはわからないから」との口調 から、辞任が近いと感じていたのですが、「解任」ということは、本人の申し出 ではない、ということです。副首相そのものは、ずっと否定していたことですし。

これで、一連の政治劇、有力新聞社の編集主幹の相次ぐ解任、テレビの編成部長 の解任、中央銀行総裁、副総裁の解任などで、外堀を埋められていたアンワール 副首相が、ついに失脚した、ということになるのでしょう。経済政策での路線の 違いが大きな分かれ目、なのです。

これが、どういう方向に国を導くことになるのか、現時点では、まだよくわかり ません。KL周辺、経済界では支持が大きかったといわれる副首相、地方、伝統的な 与党支持者、一般大衆には人気が高いという首相です。

取り急ぎ、第一報です。

会津 泉

以下、スターに掲載されていた、国営通信社ベルナマの発表です。


Anwar sacked

KUALA LUMPUR: Datuk Seri Anwar Ibrahim has been sacked as Deputy Prime Minister and Finance Minister with effect from 5.30pm today, the Prime Minister's Department announced in a statement.

The three-paragraph statement issued late this evening said the Yang di-Pertuan Agong has been informed of Anwar's removal from the Cabinet.

The statement said Anwar has also been removed from all other positions held by him in his capacity as deputy prime minister and minister of finance.

-- Bernama


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Date: 09.03 11:43 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject: [iznews 661] 両替について

一昨日発表された、マレーシア通貨リンギットの固定相場制への移行が 実際にはどう実施されているのか、今日、さっそく街に出て確かめてみ ました。

中央銀行は、1米ドル=3.80リンギットに固定すると発表しました。 前日までは、大体4.20リンギット前後でしたから、市場より10%ほど リンギを高めに設定したといえます。

で、出かけたのは、銀行が集中している金融街、ルボ・アンパンという 通りの一帯です。

まず、いわゆる公認両替商へ。いつものレートの良いところがいつのまにか 引っ越していて、ちょっと探しました。

それから、東京三菱銀行と、その向かいのCitiBankへ。日米の代表的な銀行 です。

現金の両替レートを報告します。

買い 売り (リンギット)
両替商
A) 米ドル 3.75 4.05 (1ドルあたり)
日本円 26 29 (100円あたり)

B) 米ドル 3.80 3.85
日本円 27.20 28.60

東京三菱銀行
米ドル 3.77 3.83
日本円 27.1 28.1

CitiBank
米ドル 3.76 3.83
日本円 表示なし

ところが、です。店頭の看板だけではわからない真実がありました。 レートの良い両替商(B)で、リンギットを米ドルに両替できるかと聞いたら 「今日は手持ちのドルはない」というのです。日本円なら、10000リンギット までならなんとかある、と。

で、東京三菱銀行に行ったら、窓口で並んで待っている間に、カウンターに 出ていた掲示を行員が外し始めたのです。順番が来て、ドルか円に両替した いと言ったら、「今日は両替業務は全部停止するよう、政府から指示が来た」 といって、受け付けてくれません。

最後にCitiBankに行ったら、米ドルの現金が2000ドルならあるから両替でき るということでした。

Citiに口座を開いて米ドル預金でもしようかと考えていたのですが、 非居住者口座となってしまい、ドルへでの両替や海外口座への送金は すべて許可制となり、相当制約が出るようで、銀行の人間に「やめた 方がいいよ」といわれる始末。

固定相場制の実施については、9月末までは「経過措置」で、それ移行は、 海外への資金の持ち出しなどは許可制になり、かなり厳しく規制されるこ とになるようです。

旅行者は、外貨の持込みは制限なしですが、持出しは持ち込んだ金額まで、 に制限されるようです。
ただし、私のようにマレーシアに居住している場合には、外貨での 持出しは1万リンギ(35万円ほど)相当までの額に制限されるのです。 出張時にいちいち許可を取るというのでは不便ですが、多くはクレジット カードを使うので、まあなんとかなると思っています。

以上、速報でした。まだ事態は流動的ですが。

会津 泉


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Date: 09.03 11:43 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject: [iznews 662] アンワール逮捕、スキャンダルへと発展

マレーシアの政治情勢は、緊張が続いています。

昨日、マハティール首相によって、副首相・蔵相を解任されたアンワール 氏は、逮捕される可能性が十分あるようです。

そもそも昨日本人が支持者にそう語ったことが新聞などに報道されていました。

今夜開催されているはずの与党UMNOの最高評議会で、党副総裁からも解任される 可能性が高いのですが、この会議には、彼も出席して反論するかもしれません。 (真相不明)。夜11時の時点では、まだ会議は終わっていない模様です。

日本の新聞では、経済問題に比べると、アンワール解任はあまり大きい扱いで はなく、さらっと触れている感じですが、こちらでは「とうとう来たか」とい う受け止め方が強く、政治の流れが基本的に変わったことを示す重要な事件です。

で、今日1日注目していたのですが、マハティール首相は、これまでのところ はメディアの前にはまったく出ていません。

夜8時の国営テレビのニュースに出るかなと思ったのですが。与党の指導者、主 な閣僚たちが一様に、「首相の決定を支持する。国民は冷静に」と語るのが次々 に報道されただけでした。今朝の新聞も同様でした。

与党の最高評議会が急遽今夜開催されることになったようなので、それが終了次 第、明日にでも、テレビに登場して自ら直接、国民に解任理由などを説明すると 思われます。

ところで、この8時のニュースには、短い時間でしたが、アンワール自身が今日、 公邸で大勢の記者たちを相手に記者会見して、「自分は間違ったことはしていな い。最高評議会には自分も出席して反論する。みんなは法律を守り、冷静に対処 してほしい」と語るところが報道されたのが注目されました。11時のニュースで は、同じ場面がより詳しく報道されました。(局が違いますが)。

本人自身が、昨夜、自分は政治的陰謀の標的にされて解任されたもので、国内治 安維持法違反で逮捕されることも十分あるとはっきり言っています。

で、今夜8時のテレビニュースでは、先日実弾所持の疑いで逮捕された彼の親しい 友人の経済人(宝くじ会社の役員)が、実はアンワールの「不倫・男色」の仲介 をしていた可能性があるとして調べられているということを、テレビでは初めて 報道しました。

これはすでに発売禁止になったアンワール批判の本のなかに書かれていたという 噂の一つなのですが、国営テレビがわざわざ訴状の書類の該当部分を大きく写し てまで取り上げたことに、次の展開が見えるようです。この本に対しては、アン ワール自身が名誉毀損で訴え、発売禁止になったものです。

その後、国営通信社のサーバーで、なんとこの事件についての司法長官や捜査担 当官の裁判所宛「供述書」の原文が流されているのを発見しました。これは驚きの 内容です。アンワールの「不倫・買春」などについて、実際に相手をさせられた人 間をすでに捜査し、その具体的な供述内容などが詳しく出ています。どのマンション に行ったかとか、運転手の供述とか。

さらにこの友人とたびたび海外出張に出ていて、その際に「国家秘密」を外国に流 した可能性がある、とも。また、95年にこの友人から選挙資金として不法に大金を 受け取っていたとか。証拠として企業からの手紙や、大蔵省の内部の秘密文書も出 されています。

今後事態がどう展開するか、まったくわかりませんが、司法当局がここまで「事実」 を積極的に公開したこと、閣僚たちの口振りなどからして、相当の「スキャンダル」 に発展し、アンワールの抹殺が図られるものと思われます。

アンワール自身、テレビでの発言でも、明らかに「覚悟」を決めている様子で、「す べてがデッチ上げであり、断固戦う」と言っています。

新聞には、昨夜、アンワール夫人が単身で公邸を出て、すぐ近くのマハティール首相 の公邸を訪問したことなども書かれています。

与党のなかのアンワール支持勢力がどう動くか、難しいところのようです。おそらく、 一大「粛正」が続くのでしょう。

しかし、マハティール支持はかなり強固で、政治的には、すくなくとも表面上は当面 はかえって安定するかもしれません。イスラムの国で、アンワール自身が熱心なイス ラム信者であるところへ、「男色、売春、国家秘密漏洩、違法資金」での逮捕では、 対抗するにしてもきわめて苦しいでしょう。

中長期的には、なにより経済が回復しないと、現政権も苦しくなると思いますが。

会津 泉


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Date: 09.09 2:11 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject: [iznews 671] その後のアンワールをめぐる状況

先週アンワール副首相兼蔵相が解任され、党の副総裁からも追放された 事件は、余波が続いています。

政府・与党(UMNO)は、主要指導者がすべてマハティール首相支持を誓い、 アンワール氏は国内治安維持法違反の容疑でいつ逮捕されてもおかしく ない情勢です。その割には、連日自宅で記者会見を開き、まだ元気で活動 できています。

新聞、テレビは、慎重な言葉遣いをしながら、アンワール包囲網を着々と 進める政府の動きにほぼ全面的に同調しています。もともと、アンワール派 とされる新聞社とテレビ局の幹部を3名追放して布石を打ってあったわけで すから、当然といえば当然ですが。

テレビでは映像は少し出ますが、「肉声=本人の主張」はまったく伝えられず、 新聞でも、断片的な発言しか報道されません。マハティール首相の記者会見を はじめとして、政府側の報道は詳細に伝えられるので、それだけ見れば、明 きらかに一方的です。

日本では、総理が交代することはぜんぜん珍しくないわけですから、まして 副総理といっても、大きな影響はないと思われるかもしれませんが、少なくとも マレーシアでは、ずいぶん違うのです。まだ51歳と若いアンワールは、最近 までマハティールの後継者と目され、マハティールがわずか一年前の夏、2ヶ月 も「休暇」をとったときには、首相代行を無事に勤めて「テスト」に合格したかと 思われたのです。

もっとも、当時から、舞台裏では、双方の支持者の間には激しい「派閥抗争」が あるといわれてはいたのですが。

そういえば、アンワール自身の主張を伝えるホームページができたようです。 試してみたのですが、常に混雑していてまったくアクセスできません。
アドレスは、

 http://www.anwar.com.my  

です。興味のある方は、ぜひお試しください。

最近、アンワールが解任される直前に本人と会って説明を聞いたという人から 直接話しを聞く機会がありました。その人物自身は、個人的にはアンワールと 相当親しい間柄にあるのですが、今回の事件については、慎重な表現をして います。

「どう展開していくかはまったくわからない。法廷で決着がつけられるべきだ」

「政治家は信用できないから、かかわりたくない。昨日までアンワールに近い立場 の人々が、あっという間に転向して、マハティールに忠誠を誓ったのには驚いた」

「本人の説明が仮に本当だとすれば、驚くべき陰謀だといえる。 Fantastic Story なんだ。でも何が本当かはわからない」

「新聞は事実を伝えていないから信じてはいけない。部分的な事実を拡大して 伝えることは、場合によっては嘘よりさらに始末が悪い」

「インターネット経由で、さまざまなメール、情報が飛び交っている。個人メール はかなり信頼できる情報源だ」

「短期的には、歴史の流れに逆行しているように見えるかもしれないが、大きな 流れは明らかにオープンな市民社会へ向かっている。政府の機能は縮小する しかない。」

「ところで、日本はどうなんだ? 政治の改革は本当に進むの? 小渕首相は 本気なのか? 官僚は?」

彼は個人的にはアンワール支持なのでしょうが、仕事のことを考えると公式にそ うは言えない立場にあることは、十分わかります。なにしろ、不倫とか同性愛とい った攻撃は、イスラムの国としては、大きなダメージになるのですから。(その割に は新聞の3面記事には、しょっちゅうそうした犯罪が報道されていますが)。 さまざまな形での「アンワール派狩り」が進められていることは、新聞を見ている だけでもよくわかります。ほとんど「売国奴」扱いです。

 国内メディアは大人しく政府の方針とおりの報道をしているので、残る外国 メディアへの圧力が加わりはじめています。外国の報道機関に雇われている マレーシア人に、「許可証」の携帯と公平な報道を義務づけるような発言が情報 省からなされたり、です。

 もっとも、「マルチメディア融合法案」が成立すると、情報省そのものがなくなる 可能性もある、というのですが・・・。そうした点も、背後の争いの一部かもしれま せん。わかりませんが。

 アンワールは反撃のための「改革キャンペーン」をはじめようとしているのですが、 これに対しては、「倫理問題から目をそらさせる小手先細工だ」との非難が浴びせ られています。明日、ペナンで集会を開く予定でしたが、政府に妨害されて開けない 可能性も十分あります。治安維持法で、集会・デモの自由はほとんどないのですか ら。

冷静に見ていると、たしかにさまざまな要素が組み合わせれていくプロセスは単な る偶然とは思えないものがあります。明らかにあるストーリーがある、と思えてきま す。ストーリー同士の衝突、といってもいいのかもしれません。

昨日、一挙に高騰したKLの株市場は、今日はその分を超えて下落。いったんは、 さすがマハティール、経済政策も当たっているのでは、と思わせたところだったので ダメージもあるかもしれません。

ということで、門外漢にはよくわからない情勢ですが、注目に値することは間違い ありません。

会津 泉


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Date: 09.10 0:57 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 673] Re: SOHOで独立します

関根さん、

IBMという恵まれた環境から、ずいぶん思い切って独立されることを決心された のですね。もちろん、関根さんのことだから、ある程度は見通しをつけて決断さ れたことと思いますが、でも、きっと大変なことなのだと思います。

UDIT とは、また思いきりがいいというか、よくJDI(Just Do It)というのですが、 もっと強いかなあ・・。 かつて、コアラで、よく「自分が主役=みんなが主役」と言 っていました。

(もっとも全員が主役になりたがって、脇役を引き受ける人がいなくなるのは困る ことなのですが・・・)。

いずれにしても、SOHOという、新しいツールをもつことで、きっと今までは不可能 だったようなことが、個人の小さな力でも大きなことができるということが、実証で きるのだと思います。

応援などということができるほどまだこちらも余裕がないのですが、エールを送る ことならできます。 

ガンバレ!!  (でも、ムリはしないで・・・)

会津 泉


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Date: 09.11 10:31 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 675] 米国・日本へ

いま成田のラウンジです。
今朝、KLからここに着いて、昼の便でニューヨークに向かいます。

当初はボストンでインターネットのガバナンス関連の最終仕上げの会合 に出るつもりだったのですが、それはキャンセルされ、ワシントンの会合 のみとなりました。新しい組織の大要を9月末までにまとめる必要があり 激しい動きが続いています。メーリングリストだけでも、とてもフォローし きれないものがあります。

来週水曜日本に戻り、17日に埼玉・大宮で開かれる、マルチメディアのイベ ントと、翌日の情報通信総合研究所での講演、その後21日から24日まで、 アスペン研究所が主催する国際会議で、湘南国際村に「合宿」します。 25日にKLに戻ります。

というわけで、約2週間の出張となります。
ハイライトはご報告したいと思っています。

会津 泉


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Date: 09.15 6:26 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 679] アンワールのサイト

インターネットでクリントン大統領についての、スター検察官の報告書が公開され たことは、いうまでもなくここアメリカでは大変な話題となっていますが、2週間前に 解任されたマレーシアのアンワール副首相についても、すぐにホームページが開 設され、多くのアクセスが集まっていると、マレーシアの新聞が記事で紹介しました。

ミラーサイトは問題なくアクセスできました。解任される前に、自らがマハティール 首相宛に書いた手紙など、アンワール側からの材料がたくさん公開されています。 最近始めた、「改革運動」の集会に数万人の支持者が集まったこととか、警察が 許可しなかったために1万人の集会が中止されたとか、モスクで、集まった支持者 が強く求めたために、やむをえずスピーチをしたいきさつとか、新聞には書かれて いないことがずいぶん出ています。

アメリカは4、5千万人、マレーシアはせいぜい30万人と、インターネットの普及率で いえば、アメリカには遠く及ばないマレーシアですが、アメリカなら、新聞もテレビも ほぼ何でも自由に、大々的に報道されるのに対して、マレーシアではメディアが完 全に統制されていて、一般にはまったく流されないという事情の違いがあり、インタ ーネットだけが唯一(いまのところ)統制の外にあり、それだけひそかにアクセスが 集まり、そこからさらに口コミが広まるという効果があると思えます。  新聞では読めない当事者の主張がインターネットではダイレクトに出ていて、自 分では書けない新聞が、さらりと紹介している、というわけです。

 マルチメディア・スーパーコリドーを提唱し、その「切り札」のひとつとして、「インタ ーネットは検閲しない」と明言したのは、ほかならぬマハティール首相でした。その 首相が、自分解任した相手から、インターネットで反論を受けるというのは、皮肉と いえばとても皮肉なことです。

 もっとも、アンワールの「性的犯罪」についての供述書(クリントンほど詳細ではあ りません)が、解任後すぐ、裁判所が取り上げる以前に警察側から新聞に流され、 インターネットにもすぐ公開されたわけで、両側からの情報公開合戦といえます。

 いまのところは放任されていますが、アンワールのサイトが閉鎖を強制される可 能性も十分あるでしょう。しかし、海外サイトは止められないはずです。

 マレーシアの事態が今後どうなるかわかりませんが、インドネシアでもロシアでも、 政治的な緊張が高まると、必ずインターネットがその動きを伝え、拡大する機能を 果たきたわけで、そのことの意味は大きいと思います。

 ともあれ、以下がアンワールのサイトについての記事です。

会津 泉


The mirror site is easier to access.

Sunday, September 13, 1998

Anwar's website draws 150,000 hits
PETALING JAYA: An Internet website set up by supporters of Datuk Seri Anwar Ibrahim seems to have attracted online surfers, recording over 150,000 hits since Sept 4.

The site, http://www.anwar.com.my or http://www.anwar.cjb.net -- a mirror site located outside Malaysia -- carries statements by Anwar and groups supporting him.

Its contents ranged from Anwar's calls for reformation to a religious essay about calumny and justice.

The Anwar family's concern about the disruption to the peaceful lifestyle of their neighbours in Bukit Damansara is also featured on the website.


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Date: 09.16 5:42 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 681] アラスカから

突然ですが、なんとアラスカのアンカレッジにいるのです。
ここはヒルトンホテルです。

本当なら、そろそろ成田から自宅に着いている頃なのですが・・・。

まず、台風の影響で向い風が強く、燃料が不足しそうなので、アンカレッジに 給油のために着陸する、という説明がありました。

着陸後しばらくして、最初は30分で出る予定だったのが、「電気系統を修理 するので、時間がかかる」となり、それから2時間ほどして「部品を取り寄せないと 修理できない・・・翌日出発になる」となったのです。

本当の理由は最初からそっちの故障だったのでは、という読みもありますが、 ともあれ、明昼までここにステイするのです。

実は、日本では、17日午後、大宮のソニックシティで、埼玉県主催の「マルチ メディア・フォーラム」というイベントで、パネルとして出演することになっている のですが、成田到着が昼になりそうで、ぎりぎりセーフかアウトか、というところ です。後日、編集した上で、NHKの教育テレビの「土曜フォーラム」で放映され る予定なのですが、たぶんキャンセルになってしまいそうです。

困ったけど、仕方ないのですね。こればかりは。この便には、芸能レポーターとして 有名なN氏も乗っていて、番組キャンセルだと、やはり困っていました。

というわけで、熊の剥製がやたらに目立つアンカレッジからのレポートでした。

会津 泉


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Date: 09.19 4:02 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 685] なんとか間に合いました & 言霊信仰?(長文)

(時差のせいか、連日朝は4時前に目がさめてしまいます)。

一昨日は、成田に、当初1時過ぎに到着の予定だったのが、アンカレッジの 出発が、30分遅れ、タッチダウンしたのがほぼ2時、通関を終わって、タクシー に乗り込んだのは、2時半近くになっていました。

大宮でのマルチメディア・フォーラム、私たちの出番は3時半。車で2時間は かかるという話なので、だとすると、着くのは4時半・・・。ヤバイ展開でした。

ところが、幸い、高速道路がずっと空いていて、葛西、川口と通って、会場 の大宮ソニックシティに4時頃到着。すぐに舞台へ。パネル討論の前座に ビデオ取材映像が流れているときに、席に滑り込み、なんとか大きな穴を あけずにすみました。

あせってか、って? それがぁ、案外そうでもなく、たぶん間に合うでしょうと 本人はすごく楽観=達観してたのです。

実は、一昨年の秋にも、やはりアメリカから日本に帰ろうというときに、台風で 成田空港が閉鎖となり、フライトがキャンセル。次の日の便もなかなか見つか らず(全米からの便が止まったために、空席がなくなって)、しかも、やはり日本 であるシンポウジウムが予定され、このときはけっこうアセりました。結局、唯一 あったのが、サンノゼからのファーストクラス、思い切って(仕方なく)それを予約 し、延泊して次の日に、サンフランシスコからサンノゼへ行って、空港でチェックイ ン。

そこまではまだ良かったのですが、空港の係員が「故障のため出発が数時間 遅れます」というのです。幸い近くに住む従兄弟夫婦が送ってくれていたので、 彼らの家に引き返し。偶然バッタリ会ったのが、マイクロソフトの会長。といって も、あのビル・ゲイツではなく、日本の古川さん、「お〜い、久しぶり」てなわけで 彼も一緒に、みんなでワイナリーに試飲に出かけたり、のんびり。

 で、午後あらためてチェックインをし、出発。のはずが、滑走路の端で機長 から「バッドニュース、メカニカルトラブルで、飛べません」と・・・もう一泊。あえ なく、討ち死に。もう一泊! OCN関連のイベントをキャンセル。

さらに、その次の日に多摩大学のシンポジウムに出席の予定だったのですがも、 これまたまったく偶然にも、同じ便にそのシンポジウムの仕掛け人でもある北矢 行男・多摩大学教授が、なんと一緒となり、「帰ってぎりぎり間に合うことは間に合 うけど、実はそのすぐ翌日に、またアメリカに来なければいけないけど、それだけ のために日本に帰るのも辛いので」と、数人のパネルだったので、免除をお願い し、北矢さんも快く了解くださって、とうとう帰らずじまいとなったのでした。

台風シーズン、めったにないとはいえ、飛行機のトラブルの可能性はあるという 意識があり、今回も、引き受けるときに、プロデューサーに、半分冗談で、  「実は一昨年これこれこういうことがあったので、もしかすると、ぎりぎりになる とか、間に合わない危険もあるので、そのときの気持ちの用意、お願いしますね」 と言ってしまっていたのです。ほぼその通りになってしまった・・・。

彼は、「変な冗談やめてください、そんなこと言うと本当になると困るじゃないで すか」と言います。実際そうなってしまったので、
「やっぱりなってしまいましたね」というと、「会津さんが口に出したからいけない んですよ」、と。

これこそがmかさに、あの井沢元彦氏が週刊ポストにずっと連載し、単行本も3巻 目まで出ている「逆説の日本史」の柱のひとつでもある「言霊信仰」ですね。 昨夜本屋で買った同書の3巻、「古代言霊編」をちょっと紹介しましょう。

「言霊とは何か? 簡単に言えば、言葉に霊力があるという考え方のことである。 もう少し具体的に言うと、『言葉』の内容に呼応して、『現実』も動く、ということ であ る。」(井沢元彦氏「逆説の日本史」 小学館文庫98年5月)

とあります。とくに、不吉なことを言うと、それが実現してしまう、だからタブー にして言わない、というような意識。私はまだ読んでいないのですが、彼は 『「言霊の国」解体新書』という本も出しています。

そういえば、「逆説の日本史」 は、インターネットで詳しい内容が紹介されている ようです。ネットから宅急便で購入できる、と、奥付に出ています。

http://www.shougakukan.co.jp

です。買ってしまった本の奥付に書いてあるというのも妙な話ですが。

ご興味があれば、ちょっと見てみてください。

で、もうひとつのテーマである「怨霊」も含めて、井沢氏は、

「いまの時代に、われわれが言霊や怨霊を迷信だと切り捨てるのは、それは思想の 自由だ。しかし、古代の人々がそう思っていたということ自体は『歴史的事実』であっ て、それをも迷信として否定してしまうのは、事実錯誤になる」

と、繰り返し主張しています。これが、彼の鋭い視点で、豊富な事実(とその解釈) で、日本史の謎解きを繰り返し、読者に迫ります。

思わず脱線してしまいましたが。でも、コトダマ信仰って、いまの日常生活でも、よく 見かけますよね。不吉なことは口にしない、という心性。

とまれ、一昨年とほぼ同パターンでのトラブル。不思議な繰り返しでした。もう勘弁 してほしいですね。二度あることは三度はないように。そのためには、コトダマ封じ をしなければいけない、ようです。神社を建てる、ようなことを・・・。

(私自身は、実は全然信じていません、単なる偶然だと思って。念のために)。

では、よい週末を!

会津 泉

追伸  コメント歓迎します。ただし、その場合には、返信先(To:) を必ず「iznews@anr.org」としてください。自動返信を使うと、管理者アドレスにのみ届いて、皆さんには届きませんので。私信が間違ってリストに配信されるのを防ぐためにそうしていますので。


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Date: 09.21 8:02 AM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 688] Re: マレーシア緊迫

大和さん

ご心配ありがとうございます。実は米国の帰り、今週金曜まで日本に いるので、アンワルが逮捕されたことも、今朝の新聞で知った次第です。

いまマレーシアは、英連邦大会という一大スポーツイベントが開かれて いて、エリザベス女王も滞在中、その目先で、大規模な集会が開かれ たことで、逮捕せざるをえなくなったようですね。

情勢は、よくわかりません。これから、マレーシアの新聞のホームページ などを見てみようと思います。

われわれのいるところは、市内といってもだいぶはずれで、ほとんど影響は ないと思います。

しかし、首相と副首相がこういう形で争っている国は、アジアではいまはあ りません。マレーシアは政治が安定しているといわれてきたので、珍しい 事態といえると思います。

今後の展開、まったくわかりませんね。

会津 泉


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Date: 09.27 8:51 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 693] 第17回IPA技術発表会開催のご案内

前川さんからの投稿なのですが、アドレスが登録アドレスと違うためか、 戻ってきてしまったので、転載します。

登録されているアドレス以外のアドレスは、投稿してもハネられる 設定になっています。必要なら変更いたしますので、ご連絡くだ さい。

会津 泉


Date: Fri, 25 Sep 1998 11:22:51 +0900
To: iznews@anr.org
From: Toru Maegawa

前川@IPAです

ご案内です。
10月21日、22日に情報処理振興事業協会の研究成果を発表する IPA技術発表会を開催します。
参加は無料です。ご都合のつく方は是非おいでください。

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第17回IPA技術発表会開催のご案内

 情報処理振興事業協会(IPA)では技術センターを中心に、研究開発テーマの 公募等によりコンピュータ・ソフトウェアに関する独創的、先進的、基盤的な 技術の育成を目指してまいりました。このたび研究開発成果発表等を目的と した'第17回IPA技術発表会'を開催いたします。

◆◇◆◇◆◇ 第17回IPA技術発表会 ◇◆◇◆◇◆

●期日: 平成10年10月21日(水)〜22日(木)
●会場: 虎ノ門パストラル(東京都港区虎ノ門4-1-1)
●内容:
 研究発表(*): ネットワーク利用技術、画像処理技術、ソフトウェア開発
  環境、コンピュータ・セキュリティなどのコンピュータ・ソフトウェア
  技術に関する研究開発成果等の発表、デモンストレーション他。

 特別講演: 慶應義塾大学 土居範久 教授 「ソフトウェア技術大国への道」

 パネル討論会: 奈良先端科学技術大学院大学 山口 英 助教授、他
        「インターネット上の不正アクセスへの取り組み」

 プログラムの詳細は下記ホームページに掲載中です。
●参加費: 無料
●定員: 500名(先着順申込み受付)
●参加申込方法等:
 ホームページ http://www.ipa.go.jp/SYMPO/SYMPO98/ にて申込受付中。
 10月13日(火)締切。
●問合先:
 IPA技術センター企画室 hapyoukai@ipa.go.jp TEL: 03-5978-7507

(*)発表テーマ例

「ヒューマンパーセプションに基づく高精細カラーマネージメントシステムの 開発」(発表者: 千葉大学工学部 三宅洋一 教授)
概要: 美術品等の高精細記録、再現、特に微細な色再現の実現を目標に、最 新のカメラ技術と光学技術に基づく画像入力による、視覚特性などを考慮した 高度な色彩再現技術の開発と高精細な画像データベース化により美術品鑑賞等 にふさわしいマルチスクリーンカラー画像表示システムの構築に関する研究を 実施した。

「感性擬人化エージェントのための顔情報処理システムの開発」
(発表者: 東京大学工学部 原島 博 教授)
概要: マルチメディアに人間関係と同じような温かさ、親しみ易さなどの感 性を持ち込み、ユーザに潤いを与えるような疑似人格と感性を持つ電子的エー ジェントシステムの実現に対する社会的要請に対応することを目指して、同シ ステムの重要な一部となる、エージェントの感性を反映した顔を動画像として 表現する顔情報処理システムに関する研究開発を実施した。

「インターネットにおけるプライバシ技術構築と適用に関する研究開発」
(発表者: (株)CRC総合研究所 ネットワーク技術部 友村 清 部長代行)
概要: インターネットのようなコンピュータネットワークを介した情報通信 において、電話や郵便と同様、誰がどのような情報を送受信しているか等のプ ライバシは確実に保護される必要がある。インターネットにおける視聴度調査 を例題とした電子暗号技術や電子署名技術を応用したプライバシ保護技術につ いての研究開発を実施した。

その他、論文発表、ポスター展示合わせて計29テーマの発表を行います。
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Toru MAEGAWA (t-mae@ipa.go.jp)
IT Security Center, IPA
Bunkyo Green Court Center Office
2-28-8, Honkomagome, Bunkyo-ku, Tokyo 113-6591
Phone:+81-3-5978-7508 Fax:+81-3-5978-7518


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Date: 09.27 9:00 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 694] KLの情勢

一昨日夜、2週間にわたる出張から、久しぶりに戻ってきました。 秋の日本から真夏のマレーシアへと帰ってきて、気候に体調を 合わせるのに少々手間取っています。

さて、アンワル副首相逮捕から一週間以上がたっています。新聞、 テレビの大半は、当然ながら、政府側からの報道を続けています。

わずかに、CNBNなどの外国系報道機関が、中立ないし、アンワル 支持側の動静も伝えているという感じです。

獄中のアンワル氏の動静は、まったく伝わってきません。近々開かれる 公判に出廷するだろうという噂もあり、裁判所周辺には、連日支持者が 集まり、機動隊と対峙しているようです。放水もあります。ただ、怪我人 や逮捕者が続出するといったひどい事態にはなっていないようです。

さっき、町に出てみましたが、アンワル氏が逮捕されるきっかけとも なった、大集会が開かれた独立広場も、いまはすっかり平静のようで 一部に警察のバスが止まっているのがちょっと目立つくらいでした。

噂によれば、野党やイスラム団体により、今後の方向性を決める集会 が今夜郊外で開かれるとのこと。場合によっては、与党UMNOのなかの アンワル支持者も合流するかもしれないとのことで、それによっては、 新しい展開が出てくるかもしれません。

しかし、報道管制はかなり徹底していて、アンワル側の具体的な主張 というのは、ほとんど伝わってきません。ホームぺ−ジも、最近数日は あまり新材料が出ていないようです。嵐の前の静けさなのか、このまま 裁判を経て鎮静化していくのか、ちょっと判断がつきません。

明日も、英連邦大会でマレーシアが予想以上の好成績をあげたことを 祝して、急遽祝日となって、休みです。どういう法律で決めたのか、よく わかりませんが、思い切った措置です。

市民生活は、いたって平穏なようです。経済が好転しているわけでは ないのですが。

また事態がわかれば報告します。

会津 泉


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Date: 09.30 4:05 PM
From: izumi@anr.org (Izumi Aizu)
Subject:[iznews 696] アンワル出廷

すでに日本の新聞でも報道されているかもしれませんが、昨日アンワル前 副首相が、裁判所に出廷しました。新聞などによると、逮捕直後に警官に 暴行され、目が腫れ、首、手などにアザが残っていたとか。意識がなくなる ほど殴られたようで、本人が訴え、別途捜査する、ということいなったようで す。

前NO2が殴られる、しかもそれが公開された裁判で伝えられるという、なか なか大変な政治体制です。

日本でも、アンワルを応援するHPができたようです。

http://member.nifty.ne.jp/harimau/

家族宛にあてた、逮捕直前のメッセージが日本語に訳されています。


私個人としては、たしかにアンワルの解任は相当乱暴だと思いますが、彼自身 も権力の頂点に近いところに長くいたわけで、そこが不思議なところ、でもあり、 どこか割りきれないものが残ります。もちろん、どこかに<真実>があるのでしょ うが。

昨夜マハティール首相が出席した「バーチャルコモンウェルス」というイベント に出ました。テレビ会議です。その模様、別に報告しようと思っています。

彼は実に意気軒昂でした。いや、強い人です。


会津 泉



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