from KL [iznewsハイライト] July 1997(アジアネットワーク研究所/クアラルンプール)
Date: Sat, 12 Jul 1997 00:40:29 +0800 From: izumi@anr.org (Izumi Aizu) Subject: [iznews 946] from KL again しばらく静かにしていて、すみません。いろいろ多忙でした。 モンゴルの後はINETだったし。 実は、日曜の夜から、マラッカ経由でシンガポールに出張し、 今日午後KLに戻ったばかりです。往復車でドライブしてみました。 マラッカでは、インターネットで見つけた、比較的安い海辺のリゾートホテル(1泊5000円程度)に泊まりました。 といっても、仕事を片づけて家を出たのが夕方の7時半過ぎ、着いたのが9時半頃でしたので、リゾート気分もあまり味わえず仕舞で したが。翌朝、少しだけ市内観光をしました。マラッカというのは、 マレーシアで最古の都市であり、西欧からの東南アジアの胡椒など の貿易拠点として、ポルトガル、オランダ、英国の植民地でもあっ た、相当血なまぐさい歴史をもつ町です。 シンガポールでは、現地の友人宅に3泊ホームステイし、最後の夜 だけホテルに泊まったのです。 事情があって、duoとIBMのTHINKPADと持っていったのですが、 アクセス環境がなかなか整わず、仕事の連絡も滞りがちでした。 duoはPPP接続がなぜかうまくできないし、THINKPADは入れておい たEUDORAがデモ版で期限切れで、マイクロソフトのエクスプロー ラーをメールソフトにしたのですが、慣れなくて馴染むのに時間 がかかり・・。シンガポールの友人は、1990年に、日本のBBSと シンガポールのBBSをつなぐプロジェクトのシンガポール側のまと め役をしてくれた、当時21歳の学生だったラリー・リオンという人物 です。その彼が、いまは3COMの営業で、かなりの収入を稼ぎ、自宅 (広いアパート)をもったので、泊めてくれたのです。婚約者の 女性も、IBMに勤務するというペアで。 シンガポールでは、竹内さんも書かれていたシンガポールONEの 実態をいろいろ調べてみました。まだよくわからないところも 多いのですが、世界初の大規模ATM商用ネットを「インフラ」と して構築し、ADSLとケーブルモデムを「アクセスネット」とし て提供し、さらにアプリケーション、コンテンツ開発を行おう というものです。 来年初頭から「実用化」という段取りなのですが、ATMを基幹にし、 実質はインターネットを高速で提供しようという技術構成が、まだ まだ未成熟部分を抱えていることや、インターネットのアドレス 割当やルーティングのポリシーなどの問題を中心に、既存のプロバ イダー3社と、新設されたコンソーシアムであるI-NET(基幹ネット の構築・運用会社)の利害調整をどうするかなど、けっこう難しい 問題も多々あるようです。 日経コミュニケーションの取材は、ずいぶんご協力しました。 日経コンピュータは、ちょっとだけお相手しました。 どちらも、「出張ベース」としてはとてもよく調べられたと思いました。 朝日新聞は、写真まで出していただいたのでありがたいのですが、 「たちまち日本企業が十数社が契約した」というのは、相当の誇張 です。会社設立が100円単位でできる、というのも、最初の資本金は 2ドル=100円以下でも可能だという意味で、1000万円必要となった 日本よりはよほど簡単ですが、実際に設備と人間を整えるためには、 それなりにかかるし、ワークビザを取ろうとすると、資本金も増額 の必要があります。 いずれにしても、こちらも負けずに、「現地駐在」としてより詳し い調査・レポートをしなければとあらためて思いました。NY時代 の前川さんに負けないように。 では、17日に有明でのイベントに出ます。19日にはKLに戻る予定 です。その翌週も日本に出張の予定が入りそうなのです。
会津 泉 ずいぶん色々な会社、組織の方がいらっしゃることが あらためてわかりますね。また、入っていない方もある のですが、他意はなく、調べが間に合わなかったり、 こちらの記録ではわからなかったり、です。 また、一部に私の記憶で入れた方の所属もあるので、けっこう いいかげんだ、と思ってください。「無所属」の方も排除されて いますね。 あらためて自己紹介されるか、あるいは私にご一報ください。 また、今後こういう形での所属組織名の公開は困るという方が もしいらしたら、お知らせください。 会津 泉
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立教大学 高橋さん、たしかにATMネットは必ずしもシンガポールが最初ではないのは承知しています。「大規模商用ATM」という表現が悪かっ たのですが、国全体を覆う、国家プロジェクトとしての仕掛けという 意味では、やはりある意味で「世界初」と形容できるのではないかな と思います。どこでも誰でもATMネットに接続できるようにする、というのは、アメリカでもまだ、といった意味で。でも、「接続」の形態によって、どうにでも解釈できますね。 さて、今夜は、明日からの出張マシンのチューニングなどしてました。 たしか足かけ3年ほど使ってきたAPPLE POWERBOOK DUO270C が、 キーボードの調子が悪く、リターンキーが効かなくて¥マークが出て しまう症状に、先週シンガポールで悩まされて、予備マシンのつもり だったWIN勢力を使わざるをえないと、覚悟したのです。 仕事では、インターネットの他にファーストクラスというBBSソフトも 使うので、これを「解凍」するのに、まずCD-ROMドライバーを接続し て、雑誌の付録のフリーソフトライブラリーから解凍ソフトを出してき たり、ファーストクラスをインストールしたり、メールソフトも、デモ 版のユードラが試用期間切れなので、フリーソフトを試したり、ダイヤル アップ接続のモデムカードを入れ、設定をしてテストしたり・・・。 こんなことをしていると、たちまち数時間が過ぎ、もう午前様なのです。 パソコンとかインターネットって、けっこう面倒なんですよね。 好きな人はいいでしょうが。私は仕方ないからするだけ、なのです。 昨日も、さるお役所の報告書の最後の修正で、ほとんど空が白くなるまで かかって、今日は早く寝ようと思っていたのですが。 でもなんといっても通勤時間が5分、東京のような「おツキアイ」も少な いので、KLにいれば帰宅時間は7時から8時で、自宅で食事することが 多いという、私としては珍しい? 生活形態が続いています。 8月には後続の家族も3名追加され、計5名による生活となります。 では、明日の今頃は、離陸直後の空の上、となります。
会津 泉 私は、いまはKLにいます。あと数時間で機上の人になって、 グーグー眠って、明朝、新宿での研究会に参加します。 合計で45時間位の往復、そのうち機内に14時間余りですね。 だいぶ慣れました。 辻さん、ネットサーフィン、あまりしていないのでちょっと わかりませんが、周りに聞いてみます。
会津 泉 In "Carl and the Two Guys", 7/21/97, I said that Apple and the Mac need a new vision, a new purpose, one that reflects the reality of the late 90s, not the late 70s. I asked the two founders of Apple, Steve Jobs and Steve Wozniak to take a look at the Apple situation and to talk about it publicly. With no CEO at Apple to protect, I believe now would be a good time to talk about what Apple was, what Apple is, and what it could be in the future. I got a thoughful response from Steve Wozniak. I would be happy to run or point to a response from Steve Jobs. A dialog here could be truly historic and healing. ***Steve Wozniak and the Garage From Steve Wozniak, steve@woz.org: I'm very shy personally and don't like being the subject of myths. I try to hide out from the spotlight and find constructive things that I can do in my small personal world, such as helping local schools. I can only do little things there but in each class I help a few young people go further. It may be just a little bit but it's something positive that I can do, so I'm glad to do it. Apple needs to make prudent business decisions along the lines of maximizing profitability more than anything else right now. Myths of where the company came from probably do get in the way. I would suggest that the company needs a concise purpose, a set of values, a direction. Some things that the employees can feel as a family about. Some things that to make them proud of where they are. Some values or purposes so good that the brightest graduates *want* to come here. Something to replace or augment the myth of which you speak. But the company is having extreme difficulties. It's hard to get any two people to agree on what the company should be. In times like this, it's easier for outsiders who care, like yourself, to see things that the company needs. My feeling is that the best approaches involve an understanding of how the business operates outside of the company. We should have values that respect developers and customers as though they are part of an extended family. In actions, not just in words. I have never been able to see such a person as less valuable than my own self. But it's hard to run a large corporation when you include so many as party.
山下さん、発想としては面白いですね。だれかが、すでのそのドメインを 取得してしまった、なんてことはないかなあ? ドメインネームについては、過度の意味が与えられることの問題が議論となっています。 「.com」をキッカケに。 で、その登録方法をめぐって、ずっと激しい議論が続き、最近も それにEUやITUがどこまでかかわるのか、とメーリングリストで やりとりが続いています。 インターネットのドメインで特定の企業が優位に立ったり、 「国」が大きな意味を占めることは、現実には起きていることで あり、かつちょっと不思議な気がすること、でもあります。 なんだか、しり切れトンボですが。
会津 泉 皆さんのなかで、異動などでアドレスが変わる場合には なるべくお知らせください。ときどき戻ってきてしまい、 新しいアドレスがわからないと仕方なく削除させていた だくことがあるものですから。 (ネットの管理者に依頼すると自動転送できるサーバーもありますね)。 で、最近思ったのですが、企業によっては所属組織毎に メールアドレスを管理しているところがありますね。 この場合、部署が変わるとアドレスも変えることになり、 あちこちたいへんなことになります。 個人でプロバイダーを変えるとメールアドレスが変わる ことになり、それがたいへんだから変えられない、ということもあるようですが。 基本的には、簡単には変えられないようにしたいですね。 (といいつつ、KLに来たところで私も変えたのですが)。
会津 泉
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