ANRとは

 アジアネットワーク研究所は、アジアの新しい情報社会、IT産業・市場の進化のプロセスを中心対象とする調査・研究・実践活動を行なうために、1997年4月、マレーシアの首都クアラルンプールに設立された民間研究所です。2000年4月からは、拠点を東京に移し、新たな展開をはじめました。当研究所の使命は、インターネットの普及を中心に、21世紀のアジア地域全体の発展に資する研究と実践・交流を推進することです。常に視点を利用者=ネティズンの側に置き、社会・文化的観点を重視しながら、技術と社会の接点を実践的に模索することを基本方針とします。

これまでに、
1) サイバースペースのグローバルなガバナンス(自己統治)のあり方の模索
2) アジア社会、とくに発展途上国でのインターネットを中心とした
   情報技術の普及・推進に貢献する交流
3) アジアのインターネットを中心としたIT分野の
   技術・製品・サービスを提供・利用する企業に対する知見の提供、
などに取り組んできました。

具体的には、
1) マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ、韓国、香港など、
   アジア各国政府のIT普及施策、法律・規制面での政策動向と実態の調査
2) プロバイダー、通信事業者、ベンダー、ドットコム企業など、
   ネットの市場・利用動向調査
3) 情報技術の普及が経済、社会、文化に与える影響の分析、
などの研究を実施してきました。

 また、これらの研究の成果を実地に生かすべく、アジア地域のインターネットの普及発展のための実践活動の推進に力を注いできました。1998年6月から2000年12月までは、アジア太平洋インターネット協会(APIA)の事務局長を兼務し、APRICOT、APNGなど、アジアの様々なインターネット関連の組織・活動にかかわり、インターネットのガバナンス問題やY2K問題などを中心に、グローバルに公正なシステムの確立に取り組みました。新しいドメインネーム管理組織ICANNの設立の過程で、欧米をはじめチリやカイロなどで開催された国際会議に参加し、アジアの声を世界に届ける活動を追求してきました。また、大分のハイパーネットワーク社会研究所にもかかわり、コミュニティネットワーク発展のための活動も続けています。  2000年4月から、拠点を東京に移し、新しい展開をはじめました。1つは、「HomeLAN研究」で、家庭・SOHOが常時高速接続される環境が身近になるなかで、どのようなアプリケーションが求められるかを検証する利用実験です。もう一つは、途上国のIT推進についての研究・実践で、「サイバーアジア研究会」を開始し、ネパールや東ティモールを訪問しました。

 なお、2001年には、G8各国による「デジタルデバイド」問題に取り組むDOTフォース(Digital Opportunity Task Force)に日本のNPO代表としてGLOCOMが選ばれ、公文所長の補佐役としてチームに加わることになりました。



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